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記憶のメカニズムについて疑問が湧きました
記憶力の悪さと親の虐待は相関するでしょうか
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- tumaritou1
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記憶力が発揮される場合では『人間の脳内では、二つの意識が協力し合っています。』人間の脳内に二つ意識がある科学的な根拠です。 ”ロジャースペリー 分離脳 ノーベル賞受賞者 受賞年:1981年 受賞部門:ノーベル生理学・医学賞 受賞理由:大脳半球の機能分化に関する研究 ノーベル賞の受賞理由となった業績として分離脳研究がある。てんかん治療の目的で半球間の信号伝達を行っている脳梁を切断した患者に、片方の脳半球に依存することが知られている作業を行ってもらい、二つの脳半球が 『それぞれ独立した意識』 を持っていることを実証した。” この二つの人格が、上手く共同作業ができた場合に、人間の能力は発揮出来ます。 親の虐待に会う、と言う場合では『心が二つになって争いを始めています。』 同じ能力の人の脳が、共同作業で一つの事、此処では『今の現在を学ぶなり、生きています。』この場合には、はっきりと記憶に刻まれています。 親の虐待に会う、と言う場合では、『現在に集中しようとする自分と』『現在から逃げようとする自分と』二つになってしまって、今現在を生きていません。心が二分された状態が、『記憶力の悪さと』になって表われています。 このような心理状態の癖が出来た場合では、何をやったとしても、上手く出来る人にはかなわない心理状態になるかも知れません。つまり『心此処に在らず』と言う状態です。
- amaguappa
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記憶力は悪さよりも良さについて研究されていますが、重要な要素は符号化という心的作業であり、貯蔵と検索の段階を踏んで再生に至ることになっています。 親の虐待が頭部外傷に及んでいる場合や、遺伝的な障害が示唆されうる場合を除かねばなりませんが、 劣悪な養育環境が記憶力に影響を及ぼすとすれば、 (1)符号化の能力が発達しづらい (2)再生・再認において判定を引き出しにくい という点があげられます。(2)は有意な研究となりにくい要因です。 符号化に有利なのは意味分類であり、音韻情報と視覚情報による分類はこれに劣ります。 意味分類は、概念カテゴリが豊富に蓄えられることによって可能となります。 良い養育環境では概念について多くの反復学習とリハーサルの機会があり、意味は常時明晰に与えられ、不安のない子どもに対し、持続的な集中にもとづく継続的な一連の意味符号の構築をもたらすでしょう。 そこでは概念は構造的なカテゴリによって結びつけられ、子どもは心的イメージの対象をすばやく緻密に符号化処理することができるようになります。 また、このことは再生においても同じで、符号化による手がかりが、概念カテゴリを通じてゴールへのアクセスを容易にするのです。 虐待の環境におかれた子どもが、常に物事や感情の意味不明に晒され、自力で意味連絡的な因果関係を探り、安定した概念学習の機会にめぐまれず、落ち着かない気分と断続的な符号化で揺らし続けられる、 ということを思えば、記憶力のうちの作業にかかわる一部において、不利であるということは指摘できます。 ただし、阻害された符号化を音韻情報や視覚情報がどれだけ補うかは測りしれません。また、メリットのある何らかの小さな解決の積み重ねが脳のもつ志向性でもあり個性でもあります。 よりメリットのある方へ機能を発揮する脳にとって、単純に環境下の記憶力を比較するという研究はさほど発展性がないかもしれません。