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確率の問題:三角形の領域ができる確率を求めよ
- 3次元空間上に,番号1~10の無限長の直線があり,条件により無作為に3本の直線を選んだとき,三角形の領域ができる確率を求める問題。
- 問題より,1~3の中から1つ以内,4~6の中から1つ以内の条件を守ると,三角形領域ができることがわかった。
- しかし確率を求めることができなかったため,解き方を教えて欲しいという質問。
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3次元空間上に,番号1~10の無限長の直線があり,次の条件を満たす. ・番号1~3の直線は互いに平行である. ・番号4~6の直線は互いに平行である. ・番号7~10の直線は,どの2本の直線についても平行でない ・番号1と番号4の直線は,平行ではない. ・番号1の直線は,番号7~10のいづれの直線に対しても平行でない. ・番号4の直線は,番号7~10のいづれの直線に対しても平行でない. >このとき,無作為に3本の直線を選んだとき,三角形の領域ができる確率を求めよ. 「・番号1と番号4の直線は,平行ではない.」から、1,2,3と4,5,6は互いに平行でない 「・番号1の直線は,番号7~10のいづれの直線に対しても平行でない.」から、 2,3も7~10と平行でない 「・番号4の直線は,番号7~10のいづれの直線に対しても平行でない.」から、 5,6も7~10と平行でない と言えるので、三角形ができない場合を考えた方が早くできます。 10本から3本選ぶから、10C3=120通り 直線が2本以上平行であれば、三角形はできないので、(1本目,2本目、3本目)とすると、 3本平行のとき、(1,2,3)1通り 2本平行のとき、 (1,2,(4~10))7通り (1,3,(4~10))7通り (2,3,(4~10))7通り 計22通り 同じく (4,5,6)1通り (4,5,(4~6を除く))7通り (4,6,(4~6を除く))7通り (5,6,(4~6を除く))7通り 計22通り 22×2=44通り 確率は、1-(44/120)=76/120=19/30 >1~3の中から1つ以内,4~6の中から1つ以内の条件を守れば >恐らく三角形領域ができることがわかりました. >しかしそのような確率を求めることができませんでした. これでもできます。 (1~3),(4~6),(7~10)と分けると、 各1本ずつ選ぶ場合 3C1×3C1×4C1=3×3×4=36通り (1~3)から1本(7~10)から2本選ぶ場合 3C1×4C2=3×6=18通り (4~6)から1本(7~10)から2本選ぶ場合 3C1×4C2=3×6=18通り (7~10)から3本選ぶ場合 4C3=4通り 36+18+18+4=76通り 確率は、76/120=19/30 でどうでしょうか?考えてみて下さい。
お礼
とてもわかりやすい解説をありがとうございました. 理解できたので,自分で解き直してみます.