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強制振動に関する素朴な疑問

初期状態で静止している質点mのみからなる系に、 外力Asin(wt)を加えると、その解は x(t) = -Asin(wt)/mw^2 となると思うのですが、 なぜ外力の方向とは逆の方向に質点が移動するのでしょうか? この解によると、外力を加えたはじめた瞬間から 質点は外力と逆の方向に動き始めることになりますが、 直感的にもこれはおかしく感じます。 それともこの解は定常解であって、過渡状態の解にはなっていないのでしょうか? どなたかわかられる方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。

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回答No.1

ちゃんと、初期条件 x(0)=0, v(0)=0 を考慮して計算すれば x(t) = -Asin(wt)/mw^2 とはなりません。 積分定数までちゃんと計算しましょう。 もう一度、計算してみてはどうですか?

saigoudon
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 仰られたとおり、積分定数の計算が間違っていたました。 なぜか斉次解x(t)=c1t+c2の時点で初期条件を代入して c1=c2=0となると勝手に思っていましたが、 初期条件は斉次解、非斉次解両方が入った式に代入しないといけないんですね。 こう書くと当たり前のことのようですが、なぜか見過ごしていました。 x(t)=c1t+c2-Asin(wt)/mw^2 v(t)=dx(t)/dt=c1-Acos(wt)/mw となり、初期条件を代入すると c1=A/mw,c2=0となり、結局 x(t)=(A/mw)*(t-sin(wt)/w)=(A/mw)*(t-wt/w+(wt)^2/2w-...) =(A/mw)*(wt^2/2-...) となって、質点は正方向に進んでいくんですね。 ありがとうございました。

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