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現在時制の発話時、基準時、出来事時について
- 現在時制の章で安藤貞雄さんが述べている「発話時が基準時となり、そして基準時は出来事時と重なっている」という条件は、全ての現在時制の用法に当てはまるわけではないと思います。
- 発話時、基準時、出来事時が一致する場合は、例えば「Bill knows five languages.」のような現在時制の用法には当てはまるかもしれません。
- しかし、「Tomorrow is Sunday.」や「If it rains, what shall we do?」といった未来時を指す現在時制の用法では、基準時または出来事時が未来時になるため、安藤貞雄さんの記述は全ての場合に当てはまらないと考えられます。
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>Tomorrow is Sunday. これは発話時における「一般的な事実」(イベント、出来事)を表わしているだけですね。 だから、現在形が使われているのです。 >If it rains, what shall we do? これは発話時の今を基準時にして、出来事が現実になったと仮定した場合ということですので、現実形というべき現在形が使われる例ですね。今という時間を点でとらえるのでなく延長された線でとらえているだけの違いです。 http://www.englishcafe.jp/tense2/1-1-1.htmlが参考になるとおもいますので、お読みになることをお薦めいたします。 以上、参考になれば幸いです。
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- wind-sky-wind
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なかなか,一言で時制を説明しきれるものではありません。 If it rains ~のような場合,現在時制による未来の「代用」という説明で逃げるか。 実際には,なぜ現在形かというと, 未来のことは不確定で will という未来指標を用いる(いわゆる単純未来)ところを if ~というのは「その場合」と決める。 決めて,「その場合」のことを述べないと話が進まない。 現実にそうなるかは別として,「その場合」なので時間と関係なく現在。 (仮定法的という意味でなく)あくまでも現実化することを仮定している。 Tomorrow is Sunday. というのは暦のことを言っている。 今の時点で現在の太陽暦による曜日は決まっている。 そういう現在のことを述べている。 よく確定した未来は現在形として The bus comes at ten. などというのを例にあげますが, これは今の時刻表を言っているのであって,未来の時間のことは言っていない。 なんたら時とかいうのはよくわかりませんが,現在形というのはとにかく「現在」通用している。 「習慣的行為」が現在形と言っても,現在行われていること。 普遍の真理というのも,今の科学で真理とされていること。 とにかく,現在が優先。
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回答ありがとうございます。 参考にさしてもらいます。
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回答ありがとうございます。 紹介サイトを拝見させてもらいました。 結論から言うと、紹介サイトの方の記述と自分の考え方はほぼ同じでした。 しかし、どうしても安藤貞雄さんの「3つの時点が1つに重なっていることが現在時制使用の条件である」という記述に納得がいきません。 紹介サイトの方がおっしゃる通り If it rains, what shall we do?といういわゆる時・条件の副詞節中で用いられる現在時制は時間上で図示するならば 過去時 現在時 未来時 --+-----------------+---------------+------→ S R,E になると思います。 しかし安藤貞雄さんの上の記述に従って図示すると 過去時 現在時 未来時 --+-----------------+---------------+------→ S,R,E このようになるとなるとしか思えません。 しかし、1つ解決の光が見えた気がしました。 それはlitsa1234さんの回答にある「延長された線」という概念を使って、最初の図にあるS,R,Eはそれぞれ延長されているため、重なりあっているという考え方です。 これならば、上で記述した現在時制の使用条件を満たしていると思います。 これについてのlista1234さんのお考えを是非お聞きしたいです。 よろしくお願いします。