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時・条件の副詞節
時・条件の副詞節内では未来時制は使わず、現在時制を用いると習ったのですが、何か理由があるのでしょうか?そうすることの実用的な意味が感じられず、何だか納得いきません。どなたか知っている方がいらっしゃったら教えていただきたいです。よろしくお願いします。
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いろいろな説明ができると思いますが、簡潔に。 時・条件を表す副詞節の表す意味を考えてみましょう。 If it IS fine tomorrow, let's go swimming. The leaves will fall when winter COMES. 「もし~なら」という上の文ですが、~の部分を「実際にあること」だと考えています。だから、「泳ぎに行こう」という主節になるわけです。 下の「冬が来たときに」でも、冬が来ることは「実際にあること」だとの認識で主節の内容につながっていきます。 そうでなければ、「泳ぎに行こう」も「葉が落ちる」も成り立たなくなります。 一方、willにしてもbe going toにしても、程度の差はあれ、「予測」の意が含まれてしまい、「実際にあることだ」と認識して主節につながっていく、という点と矛盾してしまうのです。 ですから、「未来のことでも、実際にあること」と考えている場合は現在時制で表します。 ただし、 I'll be happy if you WILL make a speech tomorrow. If you WILL go out in this storm, we won't stop you. などのように、willが「予測」ではなく「依頼」や「意志」を表す場合は、未来の内容でもwillが使われます。 また、 Tell me when she WILL come back. I wonder if it WILL rain tomorrow. などのように名詞節では、彼女がいつ戻ってくる「予定」なのか、明日雨が降るかどうかを「推測」している、ということから、「予定・推測」のwillを使うわけです。 簡潔に、と言いながら長くなり申し訳ありません。 他の観点からもうまく説明ができると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 時と条件の副詞節内でwillを使わないのはとても根本的なことだったんですね。 頭の中が相当切り替わったような気がします。とても分かりやすい説明でした。 ほんとにありがとうございました。