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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:Categories of Art という本から)

The Intrinsic Elements of Assessing the Aesthetic Nature of a Work

このQ&Aのポイント
  • The circumstances connected with a work's origin, such as who created it and how, do not have an essential bearing on its aesthetic nature.
  • The artist's intentions, expectations, philosophical views, psychological state, and love life also do not contribute to the essential elements of assessing a work's aesthetic nature.
  • Similarly, the artistic traditions and intellectual atmosphere of the artist's society do not play a significant role in determining the aesthetic characteristics of a work.

質問者が選んだベストアンサー

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  • allesgut
  • ベストアンサー率72% (16/22)
回答No.2

ご質問の文章は、美術史、美学史に関する筆者の主張(恐らく、芸術作品(の価値)の存在は制作者やそれを取り巻く人間的、時代的、社会的出来事というシチュエーションにおいてしか語れない、という歴史主義なのでしょう)、を、最近多い筆者とは反対の考え方をする立場(その作品自体において感覚知覚されるものに関してしか芸術作品の美的価値は論じ得ない、それを取り巻く人間的歴史的事実は作品の美的価値と無関係である、といった非歴史主義のようです)に対峙させる形で展開している論文の序論の初めの方の一部のようですね。 この序論の前半の出だしに当たる部分は、自分の主張を極力抑え(見せてもちらりとしか出さずに)、論破したい既存の主張を、まるで第三者の立ち位置から、露骨ではないが、冷やかな論調で紹介する、という序論展開の常套手段を使っています。 何を言いたい文章なのか分かりにくかったのは、この筆者の立場と筆者から論破されることになる立場がそれぞれどういうものなのか、更には、長い論文の書き出しの一種の定型スタイルはどういうものか、こういうものに関するいい意味での先入観が今回はあまり働かなかったことが原因かと思います。 さて、この Circumstances connected....... の直前の7行ちょっとには、最近の美術史学(美学)で流行している立場(筆者が対峙する考え方)では、第一義的に知覚される事が始まりとなるもの(絵画など)は知覚のみされるように存在しており、聴覚の為にあるもの(楽曲など)はそもそも聴覚だけに値する、と考られており、作品の周辺事情を入念に調べることを止め、作品そのもの自体に関心を集中している、と筆者は[何を愚かなことを考えているのか、と思いながらも、ここはひとまず反論を我慢して] 紹介しています。 これを受けて、Circumstances connected....... の長い文は、では、そういう立場の人にとっては、作品自体以外の周辺要素はどう評価されているのか、それを美的価値判断との関係で個別的にやや詳しく述べようとしたものです。 訳例 「(非歴史主義者にとっては)ある作品の美的性質の評価(判断)をするにあたって、特にその作品が初めてこの世に生を受けた際のそれを取り巻く周辺的状況(周辺要素)は本質要素とはならない、と考えられるのがしばしばである。この周辺的状況(周辺要素)の例としては、(1)作品の制作者、制作方法、そして制作時期、更に、(2)制作者のその作品に関わる意図と期待、思想信念、心理状態、そして恋愛、そして(3)制作者が生きた社会の芸術上の伝統や知的嗜好(雰囲気 / 趣)が挙げられるのだが。」 参考までに、(1)(2)(3)は、作品自体の外周部分として、より直接的、絶対的なものからより間接的、偶然的なものへと順序よく並べられています。(1)が作品に普遍的に属性として付随するもの、(2)が作品に最も近い(作品に直に息を吹き込む)存在者である制作者に関するもの、(3)がその制作者を育て且つ影響を及ぼすもの、となっています。 一部質問者さんと大きく違うのは、the artist's intentions and expectations concerning it の解釈の部分かと思いますが、 1)intentions and expectations は韻の親近性と意味の類似性からよくコロケーションとして使われ、1つの単語のように見た方が自然でしょう。  2)intention が単独で使用される時でさえ、何に関する意図なのかを、英語では寧ろ明記する方が自然と思います。 3)concerning it が expectations だけを限定するなら、the artist's intentions and his expectations concerning it と所有格による制限を再度加える方が自然かと思います。 最後に翻訳する際の注目点としては、今回は2つ程あるかと思います。 まず、この様なアカデミックな論文は、ともかく理解解釈が先行しないことには訳語云々という議論はあまり意味を持たないと思います。唯、専門的であればあるほど、その分野で単語レベルでの専門用語としての定訳がありますから、通常一般の日本語の使用法と同じになる必要は寧ろないでしょう。 次に、この文が筆者の主張なのか否か、更にはそれに対してどんな評価をちらつかせているか、それを見抜くという事、更には、僅かながらもその筆者の姿勢を示すような和訳をつけてあげると、読まされた方は大変助かります。 例えば、 frequently は偶然性のジャンルに入る概念ですから、そんな表現を筆者が自分の主張を有利にする文に使うはずがありません。従って、この文は相手方のことを少々上品に小馬鹿にしているな、と推測がつきます。 又、 for example 以降は、筆者にとっても歴史主義に立つ以上重要なものではあっても、相手方にとってはなおざりにされているものなので、相手方の考えを紹介する文脈では寧ろ粗末に扱われているというニュアンスを出すように、正におまけ、という訳の上で少々もどかしい響きを与えてあります。 いくらかでも参考にして頂けるところがありましたでしょうか。   

chibiarako
質問者

お礼

もう回答は無いと思い込んでいたのでお礼が遅くなり申し訳ありません。 英語だけでなく美学専門分野にまで踏み込んだ内容を非情に詳しくお教えいただき、とても勉強になりました。 実は私はこの分野はまるっきりのド素人でして、このように深い解釈は思いもよりませんでした。 あなたの高い知性に畏敬の念を持つとともに、ご親切なご教示深く感謝いたします。

その他の回答 (1)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

   僕は、チンプンカンプンな原文の正しい訳は、チンプンカンプンがよろしいと考えています。だからあまり心配なさることは無いと思います。     なかでも、 作品の原点に関する環境は、その美学的本質の判定に大した本質的な意味は無いと考えられていることが屢々ある。例えば、作者が誰か、創造過程、製作年代、芸術家の意図、作品に関する期待、,(作者の)哲学的観点、心理的状態、性生活、どう言った芸術の伝統を汲み、製作者が生きていた社会の知的雰囲気といったことである。     一口に言えば芸術作品の価値は、誰がいつ、誰の影響で、どんな社会の時代に作ったかとかいったことはぜーんぜん関係ない、ということで、意味は for example 「例えば」以降は、その意味の無い例が並んでいる意味の無い羅列です。     ご苦労様みたいな原文ですね。

chibiarako
質問者

お礼

お早い回答感謝いたします。 そうですよねー。 もう元の英文自体が、これはきっと悪文に違いない!・・・とか決め付けてはみたものの、自分の英語力にも自信がないので、ひいひい言いながら訳してみました。 ご回答でより理解が深まりました。ありがとうございました

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