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古文 短文

或記にいふ向に當国神社の旧記をみるに これを訳していただきたい。特に、「向に」と「旧記」の意味が分からないです。

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回答No.1

 「ある記録に(は、こう)言う〈=こう書いてある〉。『以前、〈當国神社〉の古い記録を見てみると』 ぐらいですかね。 或=ある 向に=「さきに」(先に)。漢文訓読でよく用いられる表現。次のURLのページの訓読の部分(緑色の字の部分)の、下から2行目や3行目をみていただくと「向」=「さき」と読むのが分かって頂けると思います。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/r34.htm 「旧記」=「きゅうき」=昔の事柄を記した文書。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%97%A7%E8%A8%98&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=04447000  ある記録を書いた人が、「古い時代の記録を見てみると『……』ということが書いてあった」というように、さらに古い時代の記録の内容を報告している文章だと思います。  「當国神社」は、ある神社の固有名詞かもしれませんが、「この国の(ある)神社」ということではないかと思います。  「この国」というのは、その記録を書いた人が住んでいる国、昔の「武蔵の国」とか「越後の国」とかのことです。  「私の住んでいる国の、ある神社」とか「今話題にしている国の、ある神社」といった意味で書いてある可能性があると思います。  「當」は「当」の旧字体ですが、「国」が新字体なのがアンバランスです。「国」の旧字体は「國」なので、「當國神社」と記されてはいなかったでしょうか。  

tomutou
質問者

お礼

回答ありがとうございます!たしかに、國の方でした。参考にさせていただきます!

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