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触媒の有無による活性化エネルギーの変化
触媒があると、活性化エネルギーの値が下がり、 反応速度がはやくなるというのは知っているのですが、 実際、どれぐらい変わるものなのでしょう? 具体的な値が知りたいです。 どんな反応でもいいので、 活性化エネルギーの値が具体的に出ているサイトを教えてください。 できれば温度別に出ているサイトがいいです。 自分で探してみたのですが、 検索方法が悪いのか見つけられませんでした。 どうかお力をお貸しください。お願いします。
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反応経路にも関わらず変化しないのは、 「生成」ギブズ自由エネルギー、「生成」エンタルピーの差などであって、 「活性化」ギブズ自由エネルギー、「活性化」エンタルピー自体は反応経路 に依存して変化します。 特に活性化エネルギーEaと反応速度kは Arrheniusの式で表現されるようにコンパラな関係にあります。 化学便覧などには種々の触媒反応の諸活性化パラメータが載ってはおりますが、 具体的な触媒効果による活性化エネルギーの比較は、出ていません。 ただ、手元の物理化学の教科書(Atkins)には、 2 HI -> H2 + I2 触媒なしでEa = 184 kJ/mol, 金触媒で105 kJ/mol, 白金触媒で59 kJ/mol などと例が出ています。
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- Organomets
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勘違いしてらっしゃるようなので少し。 活性化エネルギーは変化しません。 触媒を加えたときと加えないときで反応速度が変化するのは、反応経路が違うためです。 したがって触媒があるときと無いときの活性化エネルギーを比較しても意味はないことになります。反応速度を比較するのが一般的だと思います。
補足
返答ありがとうございます。 おっしゃるとおり触媒の有無によって反応経路が変化するので、 活性状態も変化し、よって 活性状態になるために要するエネルギー(=活性化エネルギー) も変化すると思っていたのですが・・・。 触媒の有無によって活性化エネルギーが変化しないということは、 活性化エネルギーという言葉は、 活性状態になるために必要なエネルギー量のことではないということでしょうか? 返答よろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 エンタルピーやギブズエネルギーという名前は聞いたことがあるのですが、 内容はよく分からないので、今度詳しく調べてみることにします。 具体的な活性化エネルギーの値ありがとうございます。 とても参考になりました。