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活性化エネルギーの求め方が分かりません
ある反応において、35℃における速度定数が25℃の2倍になったという。 この反応の活性化エネルギーはいくらか求めたいのですが、わかりません。 教えてください!
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ryota7さんがお答えのように『アレーニウスの式』を利用すれば計算できると思いますよ。 『アレーニウスの式』では速度定数をk、頻度因子をA,活性化エネルギーEa、気体定数R、温度T(絶対温度)、ネピアの定数をeとすると K=A×eの(-Ea/RT)乗 つまりK=Ae^(-Ea/RT)となります。 ここで、25℃における頻度因子、活性化エネルギーは35℃におけるそれらと等しい(この温度間で変化しない)と仮定します。 そして、25℃の時の速度定数、K(25℃)と35℃の時の速度定数、K(35℃)の比を計算します。 K(35℃)/K(25℃)は、問題の設定から2倍ですから、 K(35℃)/K(25℃)=2=A(35℃)e^(-Ea/RT1)/ A(25℃)e^(-Ea/RT2)となります。 ここではT1は35℃に相当する絶対温度で35+273(k)T2は25℃に相当する絶対温度で25+273(k)です。 また、この式から分かるように頻度因子は約分されてしまいます。 両辺の自然対数(底が10の常用対数ではありません。常用対数を使うのならば換算しなければなりません。)をとると ln2=(-Ea/RT1)-(-Ea/RT2) Ea/Rは共通なので ln2=(Ea/R)(1/T2-1/T1)となります。 ここへT1,T2、Rを代入すればEaは簡単に計算できます。 用いる気体常数の単位に気をつけてください。 私が学生の頃は旧単位系なので1.987を用いていました。 これを用いると計算結果はカロリーで出てきます。 それをキロカロリーに換算して用いていました。 現在はSI単位系つまりKJ/molでないといけないと思いますが、考え方自体は変わらないはずです。 ちなみに、ln2=0.693として計算すると12.6kcal/mol(旧単位系)となりました。
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- ryota7
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活性化エネルギーを求めるには『アレーニウスの式』という理論式を用いて求めることができますよ。かなり難しいと思うけど一般的には〔ログ10のk=-2.30×RT分の活性化エネルギー+C〕で、kは反応速度定数、Cは定数。だから25度と35度のそれぞれの値を代入して連立方程式で定数Cを消去すれば活性化エネルギーは求められる。でもほんと難しいと思います。