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相間移動触媒
相間移動触媒(塩化ベンジルトリエチレルアンモニウム)を用いてジクロロカルベンとシクロヘキセンから7,7-ジクロロビシクロ[4,1,0]ヘプタン合成するまでの反応機構をおしえてください。
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「相間移動触媒」とは,有機相から水相へ,逆に水相から有機相へと物質を運ぶ事で,有機相と水相にそれぞれ溶けている複数の物質間の反応を促進するタイプの触媒です。 ご質問の場合,有機相に溶けている物質 A と水相の試薬 B とを反応させてジクロロカルベンを作る段階で,相間移動触媒が働きます。つまり,物質 B を有機相へ運ぶ事で反応を促進します。 出来たジクロロカルベンとシクロヘキセンの反応は通常のカルベンのオレフィンへの付加反応です。有機化学の教科書なりのカルベンの所を御覧下さい。
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noname#211914
回答No.1
直接的な回答ではありませんが、以下の成書は参考になりますでしょうか? ================================== 相間移動触媒 William P.Weber,George W.Gokel∥共著 田伏岩夫,西谷孝子∥共訳 出版地 :京都 出版者 :化学同人 出版年月:1978.9 資料形態:316p 22cm 3500円 件名 : 触媒/ 有機合成 ================================== さらに「ChemaAb」かデータベースで検索した方が速いのではないでしょうか? ご参考まで。
質問者
お礼
ありがとうございました。参考になりました。
お礼
ありがとうございました。わかりやすい回答でとても参考になりました。