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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:シクロヘキセンは空気中でどんな反応をする?)
シクロヘキセンの光や空気中での反応とは?
このQ&Aのポイント
- シクロヘキセンは光によって変化することがあります。
- シクロヘキセンは空気中で不安定であり、長時間保存することはできません。
- 「不安定」と書かれている物質は、光や空気中で特定の反応をすることがあります。
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質問者が選んだベストアンサー
(1)これは化学の一般ルールなので覚えてください。 透明な気体は光によって影響を受けません。(紫外線の影響を受けることはある) シクロヘキセンは透明な気体なので光をあてても反応性は変わりません。 水素と塩素を混ぜて光をあてると爆発的に化合する、という反応があります。 これは、塩素が黄緑色で赤や青の光を吸収して分子の反応エネルギーに するからです。光をあてると塩素がラジカル化して、水素やアルカンと 反応するようになります。 (2)シクロヘキセンは常温ならば空気中でほぼ安定です。 しかし、空気中には微量のオゾンや塩素があり、これらによって酸化されます。 オゾンで酸化した場合は、環状構造が切れて、2価のカルボン酸になります。 (アジピン酸といってナイロンの原料) (3)不安定のレベルによります。 塩素のようにただちに反応するものもあれば、長時間で反応するものもあります。 化学反応をするためには活性化エネルギー以上のエネルギーが必要です。 それを与えるのは温度や光です。 これらがあると物質によっては反応しやすくなります。 逆にいうと、保存するときは冷暗所が最も良いわけです。
お礼
回答ありがとうございました。 透明な気体は、光の影響を受けないんですね! 初めて知りました。 空気中の塩素やオゾンが、シクロヘキセンに変化をもたらすんですね。 私にも分かりやすい説明で、とても嬉しいです。 「冷暗所」って、よく聞く言葉ですが、それには意味があったんですね。 ありがとうございました。