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経済などで使う『競争』の原語は何?

こんにちは。自由競争とか、競争社会とか言われますが、その競争と言う言葉はもともとはどういう言葉だったのでしょうか?よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#175206
noname#175206
回答No.2

 経済だけに収まらないのですが、自由主義や個人主義において、付随的かつ不可避的に出て来るのが競争です。  経済の分野で言えば、アダム・スミスの国富論になりますが、そこで最も有名な言い方が「見えざる手」と訳される"invisible hand"ですね。  これを簡単に言えば、「多数の自由な売り手と、多数の自由な買い手が、制約を受けずに売り買いできるとすれば、自然に双方にとって最も適正な価格に落ち着く」ということです。  誰もが合理的であり(個人主義)、誰も意図的に操作をしないこと(自由主義)こそ、自然に最良な状態に向かうといわけです。  そこには自然に「競争(の)原理」が働くのですが、これの英語は、"competition principle"とか"principle of market mechanism"です。後者には「競争」に対する英単語はありません。これが「見えざる手」であろうと考えられます。  最も素朴な考え方ですが、あまりにも「放任主義」"non-interference policy", " let‐alone [noninterference] policy", "hands‐off policy", "principle of laissez-faire"(このlaissez-faireはフランス語由来)でもあります。この放任にも競争は不可避的に付きまといます。  そのための弊害もありました。富を増やしていく資本家と、労働が厳しくなって行くのに貧しくなり続ける労働者に分かれて行ったわけです。まあ、その後はご存じのように計画経済が再導入され、それを突き詰めようとする共産主義と、政府が部分的に制御する資本主義に二極化していくという、経済と政治が密着する形で進行していきました。  こういったことの、そこここに現れる言葉が「競争」ですので、非常にさまざまな文脈があり、「これが競争と訳されることになった原語・語源である」と決めるのは、おそらくは事実上不可能でしょう。  もちろん、競争の英語としての代表的な言葉はcompetitionではあるんですけど。

rain_tall
質問者

お礼

経済的なこともお話くださりありがとうございます。興味に沿う解答でした。 >こういったことの、そこここに現れる言葉が「競争」ですので、非常にさまざまな文脈があり、「これが競争と訳されることになった原語・語源である」と決めるのは、おそらくは事実上不可能でしょう。 なるほどー、文脈ですか。 確かに特定するのは難しいかもしれませんね。 昨今の『競争』という言葉の濫用?にちょっと疑問を感じたのです。

その他の回答 (3)

  • hrsmmhr
  • ベストアンサー率36% (173/477)
回答No.4

申しましてますように、ただ competeとcom+heatが発音等が似ていると そしてNo.1さんの回答にもありますように comに「共に」の意味が heatにはバイクか何かではレースの意味があり、 競争に相応しい組み合わせだなぁ~と思った次第です

rain_tall
質問者

お礼

再度ありがとうございます。 なるほど、音的に似ているということですね。

  • hrsmmhr
  • ベストアンサー率36% (173/477)
回答No.3

ちょっと思っただけですが… com+heatな気がします…

rain_tall
質問者

お礼

? よろしければもうちょっと詳しくお願いします。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

compete 「競争する」「競う」という動詞と、それから派生した名詞 competition 「競争」、形容詞competitive 「競争できる」などが、ふつう使われますが、稀に下記のように race 「競争」「競走」が使われることもあります。     http://eow.alc.co.jp/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%AB%B6%E4%BA%89/UTF-8/

rain_tall
質問者

お礼

ふむふむ、competeですか、、ありがとうございます。

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