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命題

問題 命題"a^2+b^2=c^2ならば、a^2が3の倍数か、またはb^2が3の倍数である"が真であることを示すについてわかりません。 背理法を使うそうですが、どうして背理法をつかうとわかるのでしょうか? そして、どのようにもとめるのでしょうか?

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回答No.4

boku115さん、こんにちは。 >命題"a^2+b^2=c^2ならば、a^2が3の倍数か、またはb^2が3の倍数である"が真であることを示すについてわかりません。 >背理法を使うそうですが、どうして背理法をつかうとわかるのでしょうか? まず、どうして背理法か?ということですが、もちろん、そのまま求めてもいいのです。 しかし、 a^2+b^2=c^2 になるような、(a,b,c)の組み合わせをすべて求めるのは、簡単ではなさそうです。 そこで、背理法を使って、求めたいことがらの 「a^2が3の倍数か、またはb^2が3の倍数である」を否定します。 「a^2は3の倍数ではないし、またb^2も3の倍数ではない」と仮定します。 1)a^2=3m+1,b^2=3n+1のとき、 a^2+b^2=3m+1+3n+1=3(m+n)+2=c^2 ところが、どんな数でも、2乗すれば3で割って1余るんですね。 c=3l+1とするとc^2=(3l+1)^2=9l^2+6l+1=3(3l^2+2l)+1 なので、3で割って1余る。 c=3l+2のときも、c^2=(3l+2)^2=3(3l^2+4l+1)+1 となるので3で割って1余る。 これは、おかしい。 2)a^2=3m+1,b^2=3n+2のとき a^2+b^2=(3m+1)+(3n+2)=3(m+n+1) これは3で割って割り切れるから、これもおかしい。 3)a^2=3m+2,b^2=3n+1のとき 4)a^2=3m+2,b^2=3n+2のとき も同様にやってみてください。おかしいことが分かります。 なので、そもそも 「a^2は3の倍数ではないし、またb^2も3の倍数ではない」と仮定したことがおかしかったので、 「a^2は3の倍数、またはb^2は3の倍数」である、といえます。 だから真です。

boku115
質問者

補足

わからないところがあるので教えてもらっていいですか? a^2を3で割ったあまりは0または1なので a^2が3の倍数ではないのなら a^2=3M+1 (Mは整数) 同様に b^2=3N+1 a^2+b^2=c^2 に代入すると c^2=3(M+N)+2 となるのですが c^2を3で割って、2あまることはないという意味がわかりません。 お願いします

その他の回答 (4)

回答No.5

boku115さん、#4です。 >a^2を3で割ったあまりは0または1なので a^2が3の倍数ではないのなら a^2=3M+1 (Mは整数) 同様に b^2=3N+1 a^2+b^2=c^2 に代入すると c^2=3(M+N)+2 となるのですが そうそう、そうですよ。 a^2もb^2も、3で割り切れないとすると、 a^2+b^2であるc^2は、3で割って2余るはず、なんですね。 これは#4の回答の上から13行目の式で書いていますが 1)a^2=3m+1,b^2=3n+1のとき、 a^2+b^2=3m+1+3n+1=3(m+n)+2=c^2 となってc^2は3で割って2余るはずだ、ということです。・・・(★) >c^2を3で割って、2あまることはないという意味がわかりません。 a^2もb^2も3で割って1余る、と仮定したところ、 a^2+b^2=c^2より、(★)のように、c^2は3で割って2余る数のはずである、となります。 ところが、例えば c=3l + 1としますよね。(cは3で割って1余る数だったとする) このとき、これを2乗してみてください。 c^2=(3l+1)^2=9l^2+6l+1=3(3l^2+2l)+1 となるので、c^2は3で割って1余る数となります。 c=3l(cが3の倍数のとき)は、c^2=9l^2 となるので、c^2は3で割り切れてしまいます。 c=3l+2のとき(cが3で割って2余る数のとき)は、 c^2=(3l+2)^2=9l^2+12l+4=3(3l^2+4l+1) +1 となって、この場合も、c^2は3で割って1余るんです。 ということは、cがいかなる数字であっても、 c^2は3で割って割り切れるのか、あるいは1余るしかない、ということです。 (★)で出てきたように、c^2は3で割って2余る数になる という事は、ありえない、ということです。 何故、このような矛盾が生じたのかというと そもそも最初に 「a^2は3の倍数ではないし、またb^2も3の倍数ではない」と仮定します。 と仮定したこと自体が間違っていたのですね。 よって、 「a^2が3の倍数か、またはb^2が3の倍数である」 がいえますので、 命題 "a^2+b^2=c^2ならば、a^2が3の倍数か、またはb^2が3の倍数である" は真であることが証明されるのです。

  • wolv
  • ベストアンサー率37% (376/1001)
回答No.3

注意: 逆と裏は真偽不明だったと思います。 教科書を確認してください。 仮に命題「AならばB」のA,Bが互いに必要十分の関係だった場合、逆も裏も真になります。

noname#7289
noname#7289
回答No.2

この場合の背理法とは以下の様なことだと思います。 ”a^2+b^2=c^2ならば、a^2が3の倍数、かつb^2が3の倍数である” が偽であることを証明すればいい。 結果的にa,bが3の倍数になればいいから、式にa=3,b=3を入れたとき、 a^2+b^2=3^2+3^2=18=4√2 となり、偽であることから命題は真である。 このようなものを確か裏といいます。 関係は 命題(真)→ 逆(偽)  ↓      ↓  裏(偽)→ 対偶(真) となるはずです。 補足として、逆は ”a^2+b^2=c^2でないならば、a^2が3の倍数、またはb^2が3の倍数である” 対偶は ”a^2+b^2=c^2でないならば、a^2が3の倍数、かつb^2が3の倍数である”

  • sanori
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回答No.1

ご質問に書かれていませんが、a,b,cは整数という前提なんですよね? 解き方としては (1)a=3m+1、b=3n+1 (2)a=3m+2、b=3m+2 (3)a,bの一方が3m+1、他方が3n+2 の3通りに場合わけして いずれの場合も矛盾が生じる、という証明を行えば良いと思うんですが...

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