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英語を訳したい(ミルトン)
- 違う観点から見ると、人間の墜落(アダムとイブの追放の話)を書いた詩人としてのミルトンの主な欠点は天国や地獄にはあまり見られない。
- ジョンソン博士は、ミルトンの生活の中に「人間の興味の欲求がいつも感じられる」と指摘した??
- 逆説的に言うと、ミルトンが描く悲劇的な人間の墜落の詩の中で、唯一の人間らしいキャラクターはアダムでもイブでもなく、サタンだ。
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From another point of view, Milton's principal defect as poet of the Fall of Man is to be found not so much in heaven or hell, as on earth (文章の意味のつながりから言って、one earthではなくon earthではないかと思います) 違う観点から見ると、人間の墜落を書いた詩人としてのミルトンの主な欠点は、地上(の描写のなかで見られる)ほどには、天国や地獄(の描写の部分)では見られない。 -in that, as Dr. Johnson pointed out in his Life of Milton, "the want of human interest is always felt." ジョンソン博士が彼の(著作である)「ミルトンの生涯」で指摘しているように、「人間的な関心の欠如が常に感じられる」という意味で、(天国や地獄の描写では、地上の描写ほどには欠点が感じられない)。 Paradoxically enough, in a poem which sets out to depict the tragic Fall of Man, the only character who seems at all human is neither Adam nor Eve, but Satan: 逆説的ではあるが、悲劇的な人間の墜落を描写しようとした詩の中で、少しでも人間らしさがありそうな唯一のキャラクターはアダムでもイブでもなく、サタンだ。 (at allは、「少しでも」の意味です) And to put himself at an even greater distance from them, he deliberately cultivated a poetic diction which was entirely his own and entirely adapted to his individual enterprise― そして、彼をそれらからより遠ざけたことには、彼は、全く彼独自のものであり、彼個人の企てだけのために適合させた詩的な言い回しを意図的に作り上げた。 a language which has never been spoken by any Englishman either before or after his time. Like one of Shakespeare’s less pleasant characters, Milton was "himself alone"; (Likeのところが大文字で始まっているのなら、その前はコンマではなくピリオドだろうと思います。) (その詩的な言い回しというのは)彼の時代の前にも後にもどのイギリス人にも話されたことがない言葉だった。シェークスピアのあまり愉快ではないキャラクターのように、ミルトンは「彼自身しかいない」存在だった。 and in this respect he carried to its extreme lengths the Protestant principle of private judgment, rejecting all external authority, both religious and political, and relying only on the inner light of the Spirit, そしてこの点では、彼はプロテスタント的な個人的判断の原則を極限まで進め、宗教的なものであれ政治的なものであれ全ての外部権力を拒絶し、ただ魂の内部の光だけを頼りにした。
お礼
とても分かりやすい訳で、そういう意味だったのかと うなずきながら拝見しました。 どうもありがとうございました。