般若心経の「色即是空、空即是色」とはどう云う意味？

質問

難解で凡人には理解の外にあります。優しく教えて頂ければ有難いです。

回答No.1

noname#246942

本当にとても深い言葉なんだと思います。

＞難解で凡人には理解の外にあります。

というくらいですから、「色即是空、空即是色」の言葉の意味としては、すでに調べられたものと思います。

難しい言葉を並べてはいるようですが、自分と致しましては、そもそも、この言葉の本当の意味を知っているものは、その言葉が言わんとしてる事の意味を「理解出来るものは存在しない」と思うのです。

むしろ、理解するのではなく、感じるだけで良いのだと思います。

余計に分からなくなりますか？（笑

例をあげるとすれば、あなたにも嫌な事の一つや二つ、今までにもあっただろうと思います。
しかし「それを『嫌な事と決め付けている』のは、あなたの心」であって、決して『嫌な事』ではないのです。
でも、あなたの心ではそれを嫌な事だと認識してしまう。
それの理由としては、それまであなたが生きて来た上での経験、環境、あなた自身が感じた感情に対しての周りの後押しなどにより、自分の答えとして導き出されたものであるのです。
ただ、もし仮にあなたが違う時代、違う環境、違う姿形をしていたのであれば、同じ「嫌な事」であっても、果たしてそれを本当に「嫌な事」と思ったのでしょうか？

１００％という事はこの世にはありません。

そもそも物体＝『色』を持たないものを、そういう物体だと決め付けているのは、自分自身の心＝『空』であって、それはやはり自分の気持ちの持ち方一つで、また違う物体に変える事も可能なのです。

つまり「心の持ち方一つで運命が変わる」と言っても過言ではありませんね。

この「色」をどう捉えるか、この「空」をどう捉えるかで、解釈の仕方が全然変わって来る話しでもありますが、いずれにせよ「これが正解」というものは存在しません。
きっと、どこまで行っても回り回って、答えが出ないような気がします（笑
でも、きっとそれが「一番正解に近い」ような気もしますね。

いかにも仏教らしい考えだと思います。

ただ、この言葉の意味を、今の時代に、悩みを多く抱えて自分自身の在り方を狭めている人達には、ぜひ考えて頂きたいと思います。
そうすれば、もっと楽に、もっと自由に生きる事が出来るのに、と思うのですが。。。

以上、自分の解釈でした。

お礼

たいへんありがとうございました。