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ニュートン算について
ある牧草地には、1日に一定の割合で草がのびていて、牛が1頭ずつ同じ割合で草を食べています。25頭の牛では80日で食べつくし、40頭の牛では20日で食べつくします。 ( 1)牧草がなくならない状態になるのは、牛が何頭以下の場合ですか。 解答 20頭以下になると、1日にのび る草を食べきらなくなる。 (2)30頭の牛では何日で牧草がなくなりますか。 (1) の解答がよくわからないのですが、20頭以下というのはどうしてそうなるのでしょうか?
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草は伸びていく、牛が食う 牛がいないと草は、無限に伸びる 牛が多いと草は、なくなる 草の増える速度から出ますね 総和の引算です。 草をたくさん消費して0になったのは、25頭の牛ですね。日数が多くかかっているのでその間草も伸びます。 その量を短い日数で消費した40頭の消費した草を引いてあげると消費差=草の増えた量がわかります。 それを日数で割ってあげると、一日当たりの増えた速度が出ますね。 X頭/日=(25頭×80日-40頭×20日)÷(80日-20日) =1200頭・日÷60日 =20頭(分の草) 20頭の牛は、今ある草を0にすることは出来ませんね。20頭分の草が増えるから。 (2)は、これを当てはめて、日数を求めると出ますね
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- somethinghot
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「1日に一定の割合で草がのびて」とありますが、これは全体の草の量に対する比率ではなく固定された量がのびるとするのがニュートン算の前提となります(既存の量が50だろうが100だろうが一日にのびる量は同じということです)。 (1)について 牧草地にもともと存在していた草の量がわからないので、牛が食べた量に着目します。 1頭の牛が1日に食べる量を1kgとします(本来は比で処理をしますが、このサイトでは表記できないので具体的な単位をつけました)。 25頭が80日で食べつくした量は 1kg×25頭×80日=2000kg 40頭が20日で食べつくした量は 1kg×40頭×20日=800kg となります。 ここで注目してほしいのは食べつくした量の違いです。2000kgと800kg、この違いはなんでしょうか。これは25頭の場合は40頭の場合に比べて食べつくすまでに60日余計に時間がかかったので、その分草がのびたということです。つまり、この牧草地は60日で1200kgの草がのびるのです。 このことから1日あたりにのびる草の量が求められます。 1200kg÷60日=20kg/日 ということで、1日にのびる量が20kgなわけですから、食べられる量が20kg以下に抑えられれば草はなくならずにすむのです。 (2)について まずはもともと存在していた草の量を求めます。上で80日で食べつくした量を2000kgとしました。これはもともと存在していた草の量と80日でのびた量の合計です。80日でのびた量は 20kg×80日=1600kg なので、もともと存在していた草の量は 2000kg-1600kg=400kg となります。これは40頭が20日で食べつくした場合で計算しても同様に出せます。 今回は30頭なので、1日に食べられてしまう量は30kgです。1日にのびる量は20キログラムなので、差し引きで、1日に10kgずつ草が減ってゆくことになります。 よって、 400kg÷10kg=40日 となり、30頭の場合は40日で草がなくなることがわかります。 この問題はニュートン算の典型です。(2)の処理は別のパターンもありますが、経験上一番理解しやすいと思われる方法を選択しました。ただ、小学生だとどのみち理解まで苦労します……。入場口や給排水などバリエーションはありますが、「もともとの量」と「増える量」と「減る量」に着目させることが理解への近道だと思います。受験期までてこずる子も多いので気長に見てあげてください(小6の保護者の方の質問だと決め付けてしまいました。違っていたらすみません)。