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東大入試問題:this or that の存在と文法的役割について
- 東大の入試問題において、96年の問題文に「They may also know what is it to have their own right to this or that denied or ignored by others.」という文があります。
- 某解説書によると、「彼らはまた何らかの自分の権利を他人から否認されたり、無視されたりするのがどのようなことなのか分かるかもしれない」と解釈されています。
- しかし、this or that の具体的な存在や文法的役割については明確ではありません。具体的な説明を求めています。
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They may also know what it is to have their own right to this or that denied or ignored by others. (isitはit isではないでしょうか) ここのitは形式的な主語ではないでしょうか。実際の主語はto have thier own right to this or that denied or ignored by others.とすればこの文章を単純化すると They may also know what it is=>それが何かをまたかれらは知るかもしれない。 to have their own right to this or that denied or ignored by others=>他の人からあれやこれに対する彼らの権利を他人から否定されたり、無視されたりすること したがいまして、この2つをつなげますと、 他の人からあれやこれに対する彼らの権利を他人から否定されたり、無視されたりすることが何か(どのようなことか)を彼らはまた知るかもしれない。 this or thatは「あれやこれや」ということだと思います。 >this=denied that=ignored ですか? これは考えすぎと思います。
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- bakansky
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ANo.1 で回答されているとおりだと思います。to this or that は1つのまとまりとして捕えるのが自然です。具体的に何を指しているというのではなくて、their own right to this or that で、「およそ考えられるあれやこれやの権利」 といったニュアンスで用いられています。訳文には 「何らかの」 とありますが、特定の対象に限定しない何かを表しているわけです。 ですから、to this or that という副詞が置いてあるという感じでとらえて、ひとまず to have their own right (that is) denied or ignored by others という文であると思って読んでみてもよいと思います。 to this or that の that に迷わされないことです。
お礼
他の方々のご説明に加え、意味の上から平易にお教えいただき、とても分かりやすく理解することが出来ました。 本当にありがとうございました
- mota_miho
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their own right to this or that で ひとかたまりではないですか。 http://eow.alc.co.jp/this+or+that/UTF-8/?ref=sa
お礼
理解の一助になりました。 ありがとうございました
お礼
文法的な解説をご丁寧にしていただき、理解におおいに助けられました。 ありがとうございました
補足
ご指摘のとおり、it と is が逆です。 申し訳ありませんでした