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漢文「守株」について質問です。
カンピは先王の政治のどのような点を批判しているのですか? 本文↓ 宋 人 有 耕 田 者 。 田 中 有 株 。 兔 走 触 株 、折 頸 而 死 。 因 釈 其 耒 而 守 株 、冀 復 得 兔 。 兔 不 可 復 得 、而 身 為 宋 国 笑 。 今 欲 以 先 王 之 政 、治 当 世 之 民 、皆 守 株 之 類 也 。
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- SPS700
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- yui56544
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『韓非子』の中の寓話の一つですね、たしか儒家批判の文面として出てきた覚えがありますが。 上の話は意約すると、こんな感じです。 ある農民がある日、ウサギが株にぶつかって死んでいるのを見つけた。 ラクにうさぎが取れたことに味をしめた農民は、田んぼを耕すのをやめ、ずっと株を見張っていた。 しかし、二度とうさぎが株にぶつかることはなく、農民は笑いものになった。 昔の君主の政治と同じやり方で今の世の民を治めようとするのは、この農民が株を見張っているのと同じだね。 このことから、韓非子は、 昔うまくいったこと(先王の政治=農民が偶然うさぎを見つけたこと)に味をしめて、そのとおりにやっていてもうまくはいかない。時勢に合わせた政治をしなければいけない という批判を儒家に言ったわけです。 先王の政治というのは儒家の政治のやり方とは”為政者の道徳や仁義によって民を治める「徳治政治」”のこと そういうやり方は今の時代に合わない、「法」によって政治を行えというのが、この文における韓非の大まかな主張です この文章では「韓非」の主張までは出てきませんけどね
- Porcupine37421
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こんにちは 「守株」の故事は、 「従来の事柄に固執して、進歩がないこと」の例えです。 先王政治は「過去の政治」「古いスタイルの政治」を表しており、 具体的に悪い部分があったわけではなく、 「過去においては良かったかもしれないが、今の世では必ずしも良くない」 というような捉え方をしているのだと思います。