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NY Timesの日本語訳があったら教えて下さい
ニューヨークタイムスの「She Works. They're Happy」(Published:Jan.22.2010)という記事の訳を探しているのですが、もし日本語訳があることやある場所をご存じの方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。 よろしくお願いします。
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記事、読んでみました。これですよね? http://www.nytimes.com/2010/01/24/fashion/24marriage.html?sq=She%20Works.%20They%27re%20Happy&st=cse&adxnnl=1&scp=1&adxnnlx=1317625250-3VxCMYtX/sLo4dfRnZ%20SBg&pagewanted=1 ニューヨークタイムズは、日本では朝日新聞と提携してますんで、お問い合わせになられてはいかがでしょう。 まあ、読んだついでに、訳してみました。ついでにやったんで、裏は一切取ってませんし、誤訳チェックもしてません。まあ、朝日新聞の回答までの暇つぶしにでもなれば幸いです。 ----------------------------------------- ベティ・フリーダンは家を出て仕事に就こうと女性たちに働きかけてからというもの、人々は、女性の結婚と愛情への期待が、そのことで損なわれるかどうかを議論するようになった。経済的に成功した女性は、その夫やといったパートナーには困ったことだろうか? 先週、それは「妻の台頭」と呼ばれるピューリサーチセンターのレポートにより、議論が再燃した。国勢調査データの調査に基づいて、レポートでは、結婚生活のほぼ3分の1で、妻は良い夫よりも教育水準が高いことがわかった。しかし夫が依然として妻よりも収入が多いものの、妻は1970年の7%から、現在は22%が主要な稼ぎ手となっている。 夫と妻の経済的役割の変化は、多少の揺らぎや問題があったものの、結婚生活の安定に驚異的な効果をもたらすこととなった。全体として見ると、事実関係が示すのは、結婚生活におけるこうした変化が、―― 男性はより家事に携わり、女性は家庭外でのより高い収入 ―― 低い離婚率と夫婦関係の改善に貢献するといった肯定的な効果をもたらしたことを示してる。 「女性は、もはや教育的または経済的理由で結婚する必要がないので、彼女らは平等な関係をサポートしてくれる男性を選択する可能性が高いに違いない」とステファニー・クーンツ(現代の家族と結婚評議会評議会理事、「いかに愛は結婚を征したか」の著者)は述べている 彼女は、自分自身を例として、こう指摘する。「私の結婚生活で、私はよりよい教育を受け、夫は退職していたから、私は彼より多くの収入を得ていたのです」と述べる。「私が夫を愛しているのは、生活の糧が必要だからではありません。夫が私を大切にし、夫と私が日常生活での互いの責任を果たすことに何の問題もないからです。今後、こういった選択ができる女性が、どんどん増えて行くでしょう」とも述べている。 結婚生活での役割の変化は、多数の夫婦において、そう考えてしているわけではないが、しかし思わぬ経済的理由への対応の結果として、そうなっている。ことは、マサチューセッツ州ウエストスプリングフィールド在住の、シンシア、ブライアン・ウォルダー夫妻は、5年間で4人の子供をもうけたことにより、そのような変化を経験することとなった。シンシアは最初と2回目の出産については、極めて計画的だったが、2回とも双子の男の子の出産ということが、もし夫婦ともども職に就いていれば、高額な医療費に苦しむことを意味した。「どっちかが仕事を諦めて、家にいなきゃならなかったのさ」、34歳のウォルダーはそう言った。 保険会社でのシンシアのマーケティング業務は一家とって、医療費についてのメリットがあった。それで約1年前、36歳の不動産ブローカーとコンサルタントであったウォルダーが家庭を預かることとなった。「あれは辛かったね。もし5年前にこうなってたら『御免こうむる』って言ってただろうね」とウォルダーは言う。 女性の経済的自立が離婚のリスクを増加させると広く信じられているが、米国の離婚率はそれが事実でないと物語っている。女性の経済所得が高まるほど、離婚率は下落している。離婚率は1970年代後半の1000組の夫婦当たり23件の離婚でピークに達し、それ以降は1000組あたり17未満の離婚件数に減少している。今日、統計が一般的事実そして示すのは、経済的自立、教育の高度化、女性の収入増加、これらが女性が結婚生活を維持する方向に働くだろうことを示している。アメリカンプログレスセンターから2009年の報告によると、妻が収入を得ていないことにより、離婚率が高くなる傾向があると述べている。 社会学者や経済学者は、経済的に自立している女性は、結婚生活でより多くの選択肢が持ち、そしてそういう女性は、夫婦間でより発言力を増すことができると指摘する。しかし、女性は男性に勝ろうとしているのはない。結果的に、夫婦間でフェアで公平な結婚生活を維持したいだけなのである。 こうした変化は、課題がないわけではない。「女性はより多くの収入、男性はより思いやりを持ち、変化や両立についてなすべきことは膨大だ」と、アンドレア・ドゥー(オタワのカールトン大学社会学教授)は述べている。彼女の研究、パンとバラのプロジェクトは、女性が主な稼ぎ手であるケースについて、米国とカナダで追跡調査を行っている。しかし、その調査動向について、「簡単に分かることではありません。性別を変えることはできないのですから」と、彼女は言う。 男性は、一例として、パートナー女性の、自分と同等あるいは上回る収入という事実を受け入れることに、強い抵抗を感じることがある。一方、女性は、自宅での自分の生活、たとえば子供にどう着飾らせようか、食器洗い機をうまく使うにはどうするか、などを諦めることに苦労しているのである。 リンダ・ダックス(カールトン大学ビジネススプロット学部教授)は、こうしたことに悩みながら、結婚したときのことを回想して言う。 「私の夫は、娘が学校に行くとき、服を着せてくれるでしょう。たぶん私はこう言うんです、『あらあら、それじゃピエロみたいじゃない!』ってね。そしたら夫はこう言うわ、『お前はこだわり過ぎなんだよ、この子はこれが気に入ってるんだ。気に入らないなら、自分でやればいいだろう』とね」、そうダックス教授は回顧する。 さらに、「多くの場合、女性は自分自身が己が最悪の敵なんです。女性は、男性に何かさせたがるけど、どうやってそうして欲しいか、言わないのです」と付け加えた。 一方、男性は、夫は常に稼ぎ手であるこという社会的な期待に応えようとはする。しかし、特に今の不況では、その期待に応えるのは非現実的になってきている。 「今では、夫は妻の収入を必要としています。男性は問題を抱えています。『俺の値打ちは何だ? 金が稼げないなら、どうなる? 分かってるさ、話をよく聞いてくれて、家事をこなし、子育てもする男、そういう夫がいいんだろう。だけど、それじゃ俺の誇りはどこにある?』とね」と、ジョシュア・コールマン(サンフランシスコ在住の心理学者、「怠惰な夫:どうすれば男性がもっと育児や家事を行うようになるか?」の著者)は言う。 夫のプライバシーのため匿名希望のニューヨークの雑誌編集者は、彼女の10年間の結婚生活の間に、彼女の夫が彼の仕事を失い、そして彼女の高い収入がいつも緊張をもたらしたと述べた。 「本当に突然、私が稼ぎ手として全責任を負うことになったの。バランスを保つことは難しかったわ。夫の支えになって、同時に傷つけて、こう言うの。『でも、お金が要るのよ。ねえあなた、パートタイムの仕事をするわけにいかないの?』って」と述べる。 すると彼女の夫は、彼女がMBAを取得し、収入を増やすよう言ってきた。「その時ことははっきり覚えているわ。『嫌よ。なぜ夫は私がもっとお金を儲けるためにくだらない仕事をしなくちゃいけないと思うのかしら?』と思ったものよ。それで心の中で疑ったの。夫は、ずっと私に稼がせに稼がせ続けて、自分は楽していい思いしたいんじゃないかとね」、そう彼女は言った。 クリステン・W・スプリンガー(ラトガーズ大学社会学者)は、妻のほうが自分より収入が多い50代男性では、健康に問題を起こしがちだということに気づいた。彼女の研究で、収入が最も高い夫婦のグループのでは、妻よりも収入が低い男性は、妻よりも収入が多い場合と比べて、良好な健康状態を維持する確率は60%も低いことが分かったという。 過去40年間、結婚生活における経済環境の大きな変化にもかかわらず、全てにおいて平等は実現していない。ウィスコンシン国立大学の調査によると、平均的に言って、夫婦共稼ぎ世帯であってすら、女性は未だに家事の3分の2をこなしている。しかし1960年代以降、男性は、その以前よりは、ずっと家事に参加するようにはなってきている。同じ調査では、子供の世話にかける時間が3倍になり、家事への男性の参加は倍増したことを示している。 伝統的な男女の役割分担観が退いてきたことにより、良い影響が出始めている。リン・プリンス・クック(英国ケント大学社会学教授)は、アメリカにおいては、収入や家事の責任を共有する夫婦は、男性が唯一の稼ぎ手である夫婦に比べて、離婚する可能性が低いことを明らかにしている。 ウォルダー氏は、同居する4人の子供がいたが、毎日の習慣を改めることに困難を感じたと言う。「ほとんどの場合、妻が子供についてどうするかを決めるんだ。僕は、それに従うしかない。その役目を交代だなんて奇妙な気分だったね」と述べる。 (続く)
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(承前) 彼の妻も、親の役目を夫に譲るのが難しかったという。「そうするのに、時間がかかったわ。いつでもどこでも医者の予約を取ってるみたいに、事細かに詳しい家事のリストを並べ立てさせるのを監督してるみたいに感じちゃって」と、教えてくれた。 しかし今日、ウォルダー夫妻は、この試みは祝福の日々だったと言う。ほとんどの日、ウォルダー氏は、図書館、私立保育園や博物館に子供を連れて行った。彼は、平日は、簡単な掃除をしたり、洗濯したり、夕食は大抵、自分が用意した。週末、ウォルダー氏は、はりきって、子供と一緒に大掃除したり、たまった洗濯物を片付けたり、ショッピングや献立を考えたりした。 「僕は妻のほうがが苦労していたと思う。1年前だったら、僕の方が辛い思いをしていると勘違いしただろうな。でも今は、僕がは家のことをこなすし、それが大好きになった。これを手放す気にはならないよ」、そうウォルダー氏は言う。 母親たちは、彼のことを、しばしば褒めちぎる。「僕は、母さんからみんなから、同じことを言ってもらってる。お母さんたちは言うんだ、『すごいわ。うちの夫ときたら、そんなこと絶対できっこないわよ』とね。お母さんたち、ご自分の旦那さんを見くびってないかな。男だって誰でも、これくらいはやれるのに。女性が誰でも、家の稼ぎ頭になれるみたいにね」、そう彼は言った。
お礼
まさか訳して下さるかたがいらっしゃるとは思わず、大喜びとびっくりと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。