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生化学系論文の和訳添削
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お書きになった訳は概ね良いですが、下の訳を細かいところまでご覧ください。 「最近のヒトゲノム解析(ゲノムの配列決定)の完成(終了)に代表される(あるいは表れている)ように、いくつかの種のゲノム配列が既に明らかにされたり、明らかになりつつある。最終的にそれら全ての配列情報が利用できるようになったとしても、私たちには、シーケンスのみから翻訳後のイベント(分子の挙動)を予言することはできないので、ゲノム情報の利用によっては(だけでは)、コードされる(暗号に対応する)タンパク質の機能に関する情報までは殆ど提供されない。それゆえ次なる挑戦は、種々の条件下の生きた細胞において作用する、コードされたタンパク質の機能と生理学的役割の全て、いわゆるプロテオームを解明することである。」 sequential……シーケンスの available……利用できる、用いることができる it=all of their sequential information environmental conditions……細胞が培養される環境面での実験の条件 「ヒトゲノム解析の完成」と言っているのは、ヒトゲノム計画が完了したって話ですかね。 「every」は、最後のほうでproteomesと言い換える都合から、「あらゆる」と訳すより「~の全て」と訳したほうが文のつながりが日本語として良いかもしれません。 「バイテクの歴史の中で、タンパク質を解析する手法はいくつも考案されている。とりわけ生化学分析は、タンパク質の機能を決定するために非常に信頼性の高い手法である。大量のタンパク質を生産する場合、生化学的分析は、高処理量生化学解析を実現する上でどうしても限界があるが、それは、現在のたんぱく質生産の技術が細菌を使用するin vivo法に基づいており、時間と労力を要するからである。代替の手法としては、無細胞タンパク質合成が、in vivo法に伴う問題を克服するために便利かつ有益な技術である。」 impose……押し付ける、強いる 官能基……(functional) groups assay……分析 production……生産 current……現在の their use of bacteria……in vivo methodsがbacteriaを使うこと
お礼
MarcoRossiItalyさん 丁寧に見て頂きありがとうございます. >下の訳を細かいところまでご覧ください。 …頂いた訳を参考に,後ほど,もう一度訳し直してみます. 今後とも宜しくお願いします.