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レクイエム(未完

レクイエム(未完) はどんな気持ちが込められているのですか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

 レクイエムで歌われる歌詞は、典礼文といって、儀式(葬儀)のための定まった文です。僅かな言葉で要約すると、  (1)神に対しての賛美、畏敬  (2)死後の恐怖  (3)死後の救済の祈り の言葉が捧げられます。  音楽的には、特に古い時代の宗教音楽は(1)のイメージだけが前面に表現されていると思います。「おぉ、全能の神よ」みたいな。  モーツアルトに人気があるのは、(2)で人間の弱さ、罪深さを表し、(3)でしかしながら救われたいという欲求を表現している点ではないでしょうか。神の前で人間くささを表現し、でもその人間が大好き・・・、みたいなものを描いているからだと思います。私の個人的なイメージでは、「懺悔」という言葉よりも、みつを和尚の「にんげんだもの」の感覚に近いものを持っいます。  もしモーツアルト本人が完成させてたら・・・、というのはすべてのファンが想像するところだと思います。  的外れでしたらすみません。

ikuko555
質問者

お礼

分かりやすくまとめてくださりありがとうございます。 助かりました。

その他の回答 (2)

回答No.2

一般に「レクイエム」=「鎮魂曲」=「死者の魂が天国に迎え入れられる様に神に祈りを捧げる曲」 と考えて間違い無いと思います。(以下、モーツァルトの曲を前提にします。) 私自身は、レクイエムは一般に言われる通り「未完」で、モーツァルトが存命していたら どの様な曲になったのだろうかと空想しておりました。 しかし、半年程前に偶然運転中に聞いた某国営放送FM番組で「モーツァルトは最後の作品 レクイエムの中に、幼い頃最初に作曲したと言われる小作品を組み入れている。 つまり彼は自分の人生の最後をきちんと作品として完成させて天寿を全うしているのです。」 (記憶を頼りに書いておりますので文言は違うと思いますが、 大意はこうだったと記憶してます。)との解説を聞き、愕然としました。 この番組はクラシック曲ではなく、確かドイツ文学講座だったと思いますが、もしそうであれば モーツァルトはレクイエムを自身の最後の曲として自覚していたとも思われます。 いつかこれについては私も確認をしたいと思います。

ikuko555
質問者

お礼

詳しく書かれていてとても助かりました。 ありがとうございました。

  • EFA15EL
  • ベストアンサー率37% (2657/7006)
回答No.1

「レクイエム」と言う名の曲は沢山ありますからね。 ちゃんとモーツァルトと指定した方が良いですよ。 あるいは「K.626」。 モーツァルトには様々な逸話があり、この曲もまた自らを死を予期して作曲したというエピソードが有名なのですが、実際には数多く手がけた「仕事(依頼者から注文を受けて作った)」のひとつでしか無いようです。

ikuko555
質問者

お礼

ありがとうございます

ikuko555
質問者

補足

この曲はモーツァルトです

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