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古文の謙譲語で困ってます
第4者まででてくると混乱してしまいます… 我が身にたどる姫君の引用なのですが また幼き童たどり来て、「あなたに人の言ひはべりつるは、三位の中将とぞ申す」と言ふなり。(尼上に) の申すは誰から誰への敬意でしょうか…。 童から三位の中将への敬意と教わったのですが 納得できなくて… 先生に質問してもいまいちわからなかったもので… 回答お願いいたします。
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古典文法に英語文法を用いるのもどうかと思うのですが、その方が分かりが良いので。 この文章を見ると、〈また幼き童たどり来て、「あなたに人の言ひはべりつるは、三位の中将とぞ申す」と言ふなり。(尼上に)〉 の中で、「三位の中将」の部分は直接話法で書かれています。それは、「あなたに人の言ひはべりつるは、『三位の中将』とぞ申す」の『』の部分以外は間接話法で書かれていることになります。つまり、直接話法ではない部分は、童が自分の言葉に直して言い伝えた部分となります。 そこで「申す」ですが、「三位の中将」と言ったのは確かに「人」ですが、この部分は間接話法なので、童の言葉に直されているので、童から、「三位の中将」への敬意になります。 ここでのポイントは、格助詞「と」の前には会話文や引用句であることが多く、引用句、会話文は独立の文を構成していることが多いことです。
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- cxe28284
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私の個人的な感覚ですが、尼上への敬意なら、 また幼き童たどり来て「~~」と申すなり。になるとおもいます。 あちらでしゃべっている人は、三位の中将「とぞは強調」おっしゃいます。 童の三位の中将に対する敬意ではないでしょうか。 自信ありません。
お礼
非常に遅くなり、申し訳ありません。 参考になりました。 ありがとうございました!
童から、聞き手である尼上への敬意ではないでしょうか。 「申す」は謙譲語だから。
お礼
自分もそう思いました… しかし先生がそのように言ったので迷ってしまいました。 回答ありがとうございます。
お礼
遅くなり申し訳ありません。 斬新なアイデアですね! 分かりやすく説明していただきありがとうございました!