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方言の使われた俳句

うれしさも中くらいなりおらが春 一茶 の有名な句ですが、「ちゅうくらい」とは山梨の方言と金子兜太氏の講演で聴いたことがあります。 もっと方言の俳句があれば教えて下さい。 俳句と言っても無名の作家ではなく、有名な作家の作品を教えて下さい。

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  • kine-ore
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回答No.2

文政二年正月一日付けの手書きの文字では次のようになっています。 「目出度さもちう位也おらが春」 この「ちう位」という表記は、明治中期の歴史的仮名遣いからすれば「ちゅうぐらい」となりますが、では「ちう」という表し方は江戸期によくある表記揺れの一つであったのか、それとも「ちう位」そのものがごく地域限定的な言い回しの類だったのかということになります。 「ちゅーくらい  あいまい。あやふや。いいかげん。秋田県平鹿郡・山形県村山地方・福島県北部・長野」(東京堂出版「全国方言辞典」) 山梨との記載はないですが、一茶の当時戻っていた故郷長野はあるようです。 一方、単純に方言扱いするのではなく、当時の江戸語として次のような観点も考えられます。 「ちゅう【中】(5)中位(ちゅうぐらい)の略。感心しない。いただけない。つまらぬ。だめ。下手。」(「江戸語の辞典」講談社学術文庫) では、詠んだ当人の思いはいかがなものであったについては、やはりその書き込みに記されている通りと受けとるべきでしょう。

yogurutoman
質問者

お礼

いやいやお恥ずかしです。一茶の句を間違えていました。とほほです。ありがとうございます。

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その他の回答 (1)

回答No.1

涼しさを我宿にしてねまる也 芭蕉 「ねまる」は東北方言でくつろぐの意だそうです。

yogurutoman
質問者

お礼

さっそくのご回答感謝します。

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