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習いある
「習いある将棋を指す為には手筋をマスターしなければならない」という文章があります。 この「習いある」というのはどういう意味なのでしょうか? 国語辞典にも載っていないので・・ よろしくお願いします。
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「習いある」の「習い」は「勉強していること」という意味です。 「手習い」ですと「習字」や「学問」という意味があります。 この場合の「習う」は「慣れる」というよりも「勉強する」という意味が強いです。 「勉強した将棋」は「本格的な将棋」という意味になります。 「手筋」は将棋や囲碁の高度な手法のことです。 「習いある将棋を指す為には手筋をマスターしなければならない」は、 「本格的な将棋を指す為には手筋をマスターしなければならない」ということです。 (スジの悪い我流、自己流ばっかりでは、強くなってもたかが知れてます(^^))
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- garamond
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「習いある」は文語形で、口語形に変えれば、 「習いがある。」「習いのある~」 です。 「心ある」「情けある」「見覚えある」などと同じ構造ですが、これらをすべて辞書に載せるわけにいきません。 私は将棋についての知識はありませんので、推定になりますが、 “その道の先人たちが積み重ねた経験(習い)が確立されて、そのように指すのが至当であると誰もが考えるような指し方” を言うのではないでしょうか。 一見、素晴らしい手のように見えても、自分一己のその場の思い付きで、先人の“習い”のある手でなければ、万人が模範とし、後世にも伝えられるような手にはならない、ということのように受け取りました。
お礼
ご回答の前半部分(習いあるが文語体であること)は勉強になりました。 ありがとうございました。
- SPS700
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おっしゃる通り、僕の見た国語辞典にはありませんでした。 しかし『日本国語大辞典』(小学館)には「ならいない」が、「慣れていない。未熟だ」と出ています。 ですから「習いある」は、「慣れている」、将棋の場合ですと「ちゃんとした手ほどきを受けて、指し慣れた」という意味ではないでしょうか。
お礼
No2の方、No3への方の「お礼」を先に書かせてもらってからのお礼になります。 「ならいない」を辞典で引かれているのがとても勉強になりました。 そこから「指し慣れた」を推測されているのにも感心しました。 ありがとうございました。
お礼
まったくおっしゃるとおりだと思います。 すっかり合点がいきました。 高が知れた強さではなく、手筋をしっかり勉強して、本格的な将棋が指せるよう努めます。 ありがとうございました。