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手筋ものと呼ばれる詰将棋
手筋ものと呼ばれる詰将棋があるらしい。 谷川九段によると・・・ 形と手順が決まり切っていて、上級者が見れば一目で解答が分かるもの。 そうした手筋ものの詰将棋は、これまで何度も活字になっている。 これらをたくさん覚えることは終盤が強くなる上で必ず役に立つ。 とあります。 ぜひ、「手筋ものの詰将棋」を覚えたいのですが、それはどのようなものなのでしょうか? 教えて下さい。
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いわゆる普通の詰め将棋です。 普通の詰め将棋は、谷川九段くらいからみると、全て手筋ものです。 逆に手筋ものじゃない詰め将棋というのは、詰め将棋日本一を決める大会用に作られる、手筋ものに通暁した選手が一瞬で解くのを防止する為に、長手数の詰め手順にあえて詰め将棋的じゃない詰む将棋の要素を入れて、難解にしたものや、詰め将棋の賞を貰うような、斬新な趣向のもので、作品自体少ないし、難解ですから、気にしないでいいと思います。 詰め将棋やる方たちは、手筋なんか不要なものを詰む将棋といって、詰ませて当然、その手順なんかは語るに値しないほど常識ですから、例えば、「銀は真横には動けない」って文章と同じに見えます。 詰め将棋で強くなりたいって方は、まず、前提として、詰む将棋を一瞬で詰ますことができるようになってなきゃいけませんが。 話がそれましたが、手筋ものって縛りは気にしないでいいと思います。 あ、そうそう、手筋もの以外では、趣向ものがあります。 解きあげると、駒が一直線になったり、八の字になったり、もしくは貧乏図式とかいって、金銀を使わないもの、煙詰めといって、当初たくさん配置された駒がどんどん消えていって、最後は玉と攻め駒2枚だけ(1枚のほうが少ないけど、1枚じゃさすがに詰み上がらない)になっちゃうもの等ですが、これらは簡単すぎて、勉強にならないってことで、それよりは詰め将棋の手筋を覚えられる手筋ものをお勧めになったのでしょう。 初心者にとっては、十分難しいので、私はあえて排除することは無いと思いますが。 まあ、手筋ものの詰め将棋の弊害は、他には、趣向実現のために、筋の悪い手が入っている場合が多いってことでしょうか。それなら、谷川九段の仰る通り、趣向ものを除いたほうが良いかもしれません。 なので、手筋ものというのは、解いた後、「ほぉー」って感心するような手筋がある詰め将棋で、普通にある詰め将棋の殆どがこの詰め将棋です。神経質にならなくていいと思います。
お礼
そうでしたか、私は何か特別な非常に基本的な、重要な、 そして知らなきゃ損なような詰将棋のことだと感じていました。 安心しました。 今持っている詰将棋の本は7冊あるのですが(3~7手詰までくらい)、 それを繰り返して、覚えるくらいに勉強しようと思います。 ありがとうございました。