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文の構造を無視して文脈に沿うよう訳していいのか
- こなれた訳をするためには、文の構造を無視し、柔軟に文脈に沿うよう訳していいのか教えて頂きたいです。
- the assumption that a persons attitudes determine his or her behavior is deeply ingrained in western thinking, and in many instances the assumption holds. (人間が自らの行動を決めるというその推測は、西洋の考えでは深く根付いており、尚且つ、その推測を支える数多くの例も深く根付いている。)
- 例えば学校の試験等で日本語訳が求められた場合、適宜こなれた訳を行ってもいいものなんでしょうか?
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目的語がない,というか,is ingrained という形で受動態と考えればいいです。 ingrain A in B で「A を B に浸透させる,深くしみ込ませる」 A is ingrained in B だと, 「A は B に浸透させられている」→「A は B に浸透している,しみ込んでいる,根付いている」 能動態の ingrain を「~を注入する」と訳せば,「注入される」でいいですが, 「浸透する」は日本語では自動詞であり,「浸透される」という受身は違和感があって当然です。 正しくは 「浸透させる」→受身「浸透させられる」=「浸透している」 日本語の「~する」というのは自動詞にも他動詞にもなるので厄介です。 the assumption that a persons attitudes determine his or her behavior is deeply ingrained in western thinking, and in many instances the assumption holds. (人の考え方がその人の行動を決めるという仮定が西洋の思考に深く根付いている。 そして,その仮定が支える多くの事例に深く根付いている。) 直訳が不自然な場合,こなれた訳に訳すことは必要です。 不自然と誤った解釈は別です。 be based on ~のような表現もそうですが, これを能動態の base A on B「A の基礎を B に置く」に求めると 理解しにくくなります。 be based on ~で「~に基づいている」 be ingrained in ~で「~に根付いている」 ingrain は難しい単語であり,ほとんどが受動態で用いられますので, この形でのみ熟語としておぼえておけばいいです。 あえて能動態的に理解するなら,「エキスを注入する」くらいがいいと思います。
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be動詞+過去分詞+by以外の前置詞(in、with)の構文の場合、過去分詞が辞書で形容詞として認められているばあい、 S(主語)+be動詞 + C(形容詞) の構文として理解する。 be動詞はlinking verbですのでS(主語)が(C)形容詞または名詞の状態を示す。 だから ”深く根付いている”と訳すのです。 http://eow.alc.co.jp/ingrained/UTF-8/ ingrained in culture 《be ~》文化{ぶんか}に根差{ねざ}している ingrained in one's mind 《be ~》心の中に深く根付く{ねづく} ingrained in someone's memory 《be ~》(人)の記憶{きおく}に刻み付けられる ingrained in someone's personality 《be ~》(人)の性格{せいかく}に染み付いている ingrained in the language 《be ~》言語{げんご}に染み付いている ingrained into conventional wisdom 《be ~》世間一般{せけん いっぱん}の通念{つうねん}として深く根付いている
- Ensenada
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ingrained の訳ですが、手元のOxford Wordpowerによると、 adj (used about a habit, an atitude etc.) that has existed for a long time and difficult to change. 形容詞として出ていますね。 他動詞の受け身として訳すより、「浸透している」という意味の形容詞として訳したほうが自然と思います。 ここから先は、根拠なしの個人的意見、 学校のテストなら、日本語として合っていれば、こなれた訳はしないほうが無難と思います。 「文法のここが分かっていない」「この単語の意味が違う」と減点していく方法らしいので。