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確率密度関数について
ゼミの課題です。 ある駅の電車の発車時刻は、 毎時10分、20分、40分、55分です。 発車時刻を知らずに来た人が発車まで待つ時刻を Xとするときの確率密度関数を答えなさい。 考え方も教えていただきたいです。
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- Ishiwara
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簡単のために、12人の客が5分ごとに1人ずつ到着すると考えます。 (グラフを書くとやさしいんですが) 2人:正時10分から20分までの間に到着 待ち時間は、0~10分の長方形分布:期待値=5分;密度(1/10)/分 4人:正時20分から40分までの間に到着 待ち時間は、0~20分の長方形分布:期待値=10分;密度(1/20)/分 6人:正時40分から次の正時10分までの間に到着 待ち時間は、0~15分の長方形分布:期待値=7.5分;密度(1/15)/分 ランダムに選んだ1人の待ち時間の分布は、この3つの分布を「重ね合わせ」ればよい。ただし、人数のウエイトをかけてから重ねる必要があります。 その結果:(計算過程で密度単位を省略) 0~10分の範囲の密度合計 (密度(1/10)×ウエイト2/12)+(密度(1/20)×ウエイト4/12)+密度(1/15)×ウエイト6/12) =密度(1/15)/分 10~15分の範囲の密度合計 (密度(1/20)×ウエイト4/12)+密度(1/15)×ウエイト6/12) =密度(1/20)/分 15~20分の範囲の密度合計 (密度(1/20)×ウエイト4/12) =密度(1/60)/分 このように、3つの階段から成る密度図となり、各段の横幅は、10分・5分・5分;密度(高さ)は4:3:1となります。
- reiman
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hをヘビサイド関数、δをδ関数とし Tを到着した時間の確率変数とし pをTの密度関数とし T=tに到着した人が待つ時間をf(t)とし qをXの密度関数とする p(x)=(h(x)-h(x-60))/60 f(t) =(10-t)・(h(t)-h(t-10)) +(20-t)・(h(t-10)-h(t-20)) +(40-t)・(h(t-20)-h(t-40)) +(55-t)・(h(t-40)-h(t-55)) +(70-t)・(h(t-55)-h(t-60)) q(x) =∫[-∞,∞]dt・p(t)・δ(x-f(t)) =(1/60)・∫[ 0,10]dt・δ(x-(10-t)) +(1/60)・∫[10,20]dt・δ(x-(20-t)) +(1/60)・∫[20,40]dt・δ(x-(40-t)) +(1/60)・∫[40,55]dt・δ(x-(55-t)) +(1/60)・∫[55,60]dt・δ(x-(70-t)) =(1/60)・∫[ 0,10]dt・δ(t-(10-x)) ;(0<x<10) +(1/60)・∫[10,20]dt・δ(t-(20-x)) ;(0<x<10) +(1/60)・∫[20,40]dt・δ(t-(40-x)) ;(0<x<20) +(1/60)・∫[40,55]dt・δ(t-(55-x)) ;(0<x<15) +(1/60)・∫[55,60]dt・δ(t-(70-x)) ;(10<x<15) =(1/60)・(h(x)-h(x-10)) +(1/60)・(h(x)-h(x-10)) +(1/60)・(h(x)-h(x-20)) +(1/60)・(h(x)-h(x-15)) +(1/60)・(h(x-10)-h(x-15)) =(4/60)・(h(x)-h(x-10)) +(3/60)・(h(x-10)-h(x-15)) +(1/60)・(h(x-15)-h(x-20)) =(h(x)-h(x-10))/15+(h(x-10)-h(x-15))/20+(h(x-15)-h(x-20))/60 q(x)=0 (x<0) q(x)=1/15 (0<x<10) q(x)=1/20 (10<x<15) q(x)=1/60 (15<x<20) q(x)=0 (20<x)
期待値を求める問題として解答いたします。 毎時10分から20分までの平均待ち時間は 5分,確率1/6 毎時20分から40分までの平均待ち時間は10分,確率2/6 毎時40分から55分までの平均待ち時間は7.5分,確率1/4 毎時55分から10分までの平均待ち時間は7.5分,確率1/4 だから E(X)=5×(1/6)+10×(2/6)+7.5×(1/4)+7.5×(1/4) =25/6+15/4=(50+45)/12=95/12=7+11/12 (答)7+11/12 分=7 分 55 秒