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出世魚ナカズミは漢字でどう書くのですか?

出世魚ナカズミは漢字でどう書くのですか? 成長するにつれて、シンコ、コハダ、ナカズミ、コノシロと名前の変わる出世魚がいます。それぞれ漢字だと新子、小鰭、鮗となりますが、ナカズミだけ漢字でどう書くのか調べてみましたが、答えにたどり着けませんでした。誰かご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。 2週間前に質問しましたが回答を得られませんでしたので、再度カテゴリーを変えて質問しました。

みんなの回答

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2

コノシロ程ではないがシンコと呼ぶには大きすぎる中間体という意味で「中墨(なかずみ)」とするのではないでしょうか。 「なかずみ(中墨)(1)物の真ん中の部分。中心。(2)中間を取ること」(小学館「古語大辞典」) ちなみに1775年初出の「物類称呼」(岩波文庫版)によれば、 「こはだ(鯯(旁は制)童)と云魚は 江戸芝浦 品川沖 上総下総の浦々より是を出す 西海にはこれなし (鰶(旁は祭)の子にあらず 別種也 駿河にてつなしと呼は小鰭(こはだ)なり 此国にて こはだと云物は江戸にてさつぱと 云魚なり」と記しています。 1.このしろ(鰶(旁は祭)、鱅(旁は庸)、鮗)…ニシン目コノシロ科で体長25cm内外。  1)新子(しんこ)…魚の幼魚、特にコノシロでは体長5cmほどのものをいう。    鯯(旁は制)(つなし/づなし)…コノシロの幼魚の古名。(中国・九州)    斑子(はだらご)…コノシロの幼魚(筑紫)  2)こはだ(小鰭)⇔こはだ(鯯(旁は制)童)⇔さっぱ(拶双魚)?…地方によっては別魚か。  3)なかずみ(中墨)…幼魚シンコ(もしくはコハダ)と成魚コノシロの中間魚? コノシロは出世魚とみなさない意見もあるようですが。   2.こはだ(鯯(旁は制)童)…体長10cm内外。芝浦や上総など江戸前だけで西海にはなく、コノシロの子と混同される? 3.さっぱ(拶双魚)…ニシン科。背びれの最後の軟条が糸状にのびないのでコノシロと区別できる。  筋鯯(旁は祭)(すじごのしろ)…体型が細く側扁なことから筋状のコノシロに似た物の意か。  こはだ(小鰭)…関東での呼び名?  はらかた(土佐)  まぶかり(京都)  ままかり(岡山)   「このしろ こはだ さつぱは是皆種類也」とする「物類称呼」に準じて試みに分けてみただけです。あくまでもご参考まで。

arttokyo
質問者

お礼

中間体という意味での「中墨」というkine-oreさんの推理は非常に説得力があり、感心しました。私は、古語辞典に目を通す事に考えが及んでおりませんでした。 参考になりました。ありがとうございます。

回答No.1

ナカズミは標準和名でしょうか 私は関東ですが、新子、コハダ、コノシロは言いますが、ナカズミは初めて聞きました 元調理師で、魚屋にも居たし釣り師でもありますが、初めて聞く名前です≪私が知らないだけかな?≫ 確かにコハダ、新子等も寿司屋では調理しますが、 あまり魚屋では売っていませんので、それで知らないのかな?

arttokyo
質問者

お礼

御投稿ありがとうございます。出世魚は全国各地で細かく呼び名が違うようです。 私自身、実際にナカズミをまだ見た事ありません。ただインターネットで検索して得ただけの知識です。 また何か別の折で御知恵をお借りできれば幸いです。