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蕎麦屋の名前の漢字はなぜややこしい?
都内在住ですが、ふと、蕎麦屋の名前には難しい漢字が多く使われていることに気がつきました。(もしこれが地方によって違う話だったらすみません。) で、質問のタイトルそのままですが、なぜ、あんなにややこしい漢字ばかり使われるのでしょう? 読み方もわからない=店の名前が覚えられにくいし、デメリットのほうが多いような気もしますが、、、。 理由をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。宜しくお願いします。
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#1です。 結局、「難しい漢字」が何かにより話は違って来ますよね。 ちなみに、都内で最も多い屋号は『長寿庵』だそうです。 この文字自体は別に難しい漢字ではないですけど、看板などで崩すというか達筆のため随分難しそうな文字のように見えるかもしれません。 じゃあ、何でそんな字体を使うのかと言えば、雰囲気としての「伝統」を表現したいってことじゃないでしょうか? ブロック体で「長寿庵」と書かれるよりは筆文字の方が雰囲気はあるというか、それだけで美味しそうな蕎麦屋さんに見えますからね。 蛇足ですが、『砂場』という屋号は全く蕎麦屋にふさわしくないですけど、これは大坂夏の陣だったか、その頃に大阪城攻めをしてる際、徳川方の侍達に砂場(城攻めは土木工事のようなものだったらしい)の近くにあった蕎麦屋が大層お気に入りで、それで江戸に呼んで店を開かせたんだそうです。そのためにその時の通称『砂場』をそのまま屋号としたんだそうで、この『砂場』が江戸の蕎麦屋の元祖みたいなものらしいです。(記憶だけで書いてるので一部不正確かも)
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- gyounosuke
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あ、ごめんなさい。 #4の冒頭は#2の間違いでした。
- giliolajp
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#1追記ですが、 東京は何事もプライドが高い。わかり易くというよりもプライドを 漢字でしめしているのではないですか。
- gyounosuke
- ベストアンサー率20% (1446/7021)
「難しい漢字」とは具体的にどのような屋号のことでしょう? 「藪」は、最初屋号は「蔦屋」(だったかな?)だったんですが、店が藪の中にあったので、お客の間での通称が「藪」になり、やがてそれが屋号になった……といったような逸話があったと思います。(うろ覚え) それ以外に難しい漢字というのはちょっと思い浮かばないのですが。
補足
確かに「藪」という漢字は多く使われているような気がします。 難しい漢字の例を挙げようかと思ったのですが、ちょっと思い出せない上に、そもそも看板にある文字は崩して書いてある事が多いので読めないことが多いですね。 崩して書いてあるだけで、実はそんなに難しくない漢字なのかもしれません。もしくはうちの近所だけ?? 蔦谷の話、参考になりました。 ありがとうございました。
- giliolajp
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頑固親父的な店主がよくいますよね。特に東京は、江戸っ子気質で。 食い方まで注文をつけて、それが出来なけりゃ帰えんなとか。 ひとつは、そういう頑固の表現ではないですか。自分流の筋とか意地を通すタイプ。客が多少減ろうと構わない。 さらには、漢字コンプレックスの結果、逆に使う、通ぶる。 もうひとつは、目立つこと。目立つことで客の印象を高める効果。 ありふれていると、競争の激しい都会では、目立たなくなるので。
お礼
なるほど、そういう意図があるのかもしれませんね。 ありがとうございました。
お礼
確かに長寿庵って名前はよく見ますね。 確かに毛筆体でかかれるほうが雰囲気は出ますね。 砂場の話、勉強になりました。 ありがとうございました。