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高校数学:ケーリー・ハミルトンの式
高校の教科書に、 ケーリー・ハミルトンの式は、 行列Aの固有値を求める為の固有方程式、 K^2-(a+d)K+ad-bc=0(Kは実数)が成り立つ時、 Kを行列Aに、ad-bcを(ad-bc)E、0をOに置き換えたらケーリー・ハミルトンの方程式導かれる。(A、E、Oはすべて2×2行列。Eは単位行列。Oは零行列) と書いてあるのですが、ここで、実数と行列は別物のはずなのに、実数を行列に置き換えてよいのはなぜなのでしょうか…? ふと疑問に思いました。 分かりやすく教えて頂けると嬉しいです。 分かりにくい表記の仕方で申し訳ありません。
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- alice_44
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回答No.2
全くの偶然でもないのですが… 行列をジョルダン標準化して ケイリー・ハミルトンの定理に代入し、 左辺の対角成分を見れば、 固有値が特性方程式の解であることは解ります。 その逆に、特性方程式だけから ケイリー・ハミルトンの定理を導くことは できないということです。 スカラーの方程式に行列は代入できませんから。
- alice_44
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回答No.1
置き換えてよい訳ではなく、たまたま そのように置き換えたかのような式が 成立するというだけのことです。 「置き換え」は単なる暗記術であって、 ケイリー・ハミルトンの定理の証明は別にあります。 固有値の方程式を行列に置き換えてよいのなら、 A-kE=O も成立するはずですが、 そうはなりませんね。
お礼
単なる偶然の一致を利用した暗記術なのですね。 分かりました。ありがとうございました。