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seemについて
動詞seemの使い方についてですが、 S seem to do.のdoに動作動詞が来た場合、 S seem to be doing.にする、と辞書にあったのですが・・・ He seems to be moveing to Osaka.= It seems that he will move to Osaka.ということは、 上のbe moveing toは、進行形の形だけど、未来を指している、ということですか? じゃあ、 He seems to be reading the book. は、「彼はその本を読むつもりらしい(未来)」か、 「彼はその本を今読んでいるらしい」なのかというのは、 文脈で判断する、ということでしょうか? S seem to do.のdoに動作動詞が来た場合、 be doingにする、と覚えて大丈夫でしょうか・・・。 理屈がよく分かりません。
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アメリカに35年ほど住んでいる者です。 使える英語と言う視点から、私なりに書かせてくださいね。 まず、seemと言う単語は、そのように見える・思える、ということで、文章の主語がなんであっても、思うのは「私」なんですね. He seems to be reading the book.にしろHe seems to be moving to Osakaにしろ、「私が」そう感じる、ということですね. この点を横において、続けます. He seems to be reading the book.=it seems that he will read the book.ではないですね. あくまでも、It seems that he is reading the book.ですね。 では、He seems to be moving to Osakaはどうでしょう. これをIt seems that he will move to Osaka.と同じだ、というから、問題が起きてくるのです. 私には、この二つの文章が同じフィーリングを持っているとは感じません. どう感じるかと言うと、It seems that he is moving to Osaka.なんですね。 is moving to Osakaとは、今大阪に向かって引越しトラックが動いている、というわけじゃないですね. 日本語でもそうですが、引越し、という動作には、向こうでの仕事を探す、住むところを探す、とかいう準備「動作」も含みますね. ですから、引っ越すみたい、というときに、引越しトラックが来た時も言いますが、「あいつ、大阪に出張するたびに、ライバル会社とコンタクトを取っているらしいぜ。そして、スカウトされるみたいだ」とか、「あいつ、大阪に熱熱の彼女がいるらしいぜ、同棲するって言う話しだぜ」なんて言う状況でも、He seems to be moving to Osaka.といえるわけですね. つまり、「私に」引越しするらしいと思わせる何かを感覚的に認識した、ということなんですね. だから、「大阪で同棲するだってさ」と言いHe seems to be moving to Osaka!といわれたとき、「まさか、東京には今同棲している彼女がいるんだぜ、知らなかったのか世」「ア、そうか、じゃ、大阪に引越しするはずはないなでも、He sure looked like moving to Oaka very soon, to me!」と言う会話が起るかもしれませんね. つまり、seem to be ~ingは既にその「動作」の「状態」に入っているように見える、ということなんですね. では、He seems to 動作動詞の現在形はどうでしょうか. これは、使います. 不可ではないんですね. Look! He seems to go for it.と言って、やるらしいぜ. He seems to go to Osaka/read the book.といって、行く気がある・読む気がある、ということで、つもりだ、と訳せるわけですね. 普通これが使われるときは、暗に、その動作をすることが難しい、やりたくない、というネガティブのときによく使われますね. He seems to make the shot!と言って、バスケで難しいシュートを成功させるようだ、という感じになるわけです. 文法から離れて説明をしましたが、文章にはフィーリングと言う物があります. そのフィーリングをよりよく伝える為に、文章の形を変えて出すようにするときもあります. この例がそうですね. もちろん、文法にも例外と言う物はありますし、使える英語と言う考えにも例外というものがあります. また、使う人によって、違うフィーリングを出そうとする時もあります、それが、間違って使った場合もあるし、一般に使われているにもかかわらず聞いた人は知らなくて理解できなかったと言うこともあります. これは、日本語でもありますね. と言う事で、私なりの理解を主観的に書かせてもらいました. これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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「動詞の原形が使える場合というのは、どの場合でしょうか。」の部分ですが、基本的にseemは無視して考えてよいと思います。先ず動詞の現在形と現在進行形の違いですが、「進行形イコール…している」では ないのです。例えば 下の文を比べてください。 (1)He works in the office. (2)He is working in the office. (1)の文は「彼は会社に勤めている。」という意味で 話者がその文を言った時点では、彼はタイムカードを押して仕事が終わっているか、休日の場合もあります。 (2)の文は「彼は会社で仕事をしているところ。」という意味になり、その時点では 彼は 会社の労働時間内で、取引先と商談をしたり、事務的な仕事とか、お仕事の真っ最中なのです。」 それでは さっきの文にseemをつけてみましょう。 (1)He seems to work in the office. (2)He seems to be working in the ofiice. (1)は「彼はその会社に勤務しているらしい。」 (2)は「彼は会社で勤務中らしい。」 それでは本題に。 He seems to be reading the book. は「現在進行形」で解釈していいと思います。これを He seems to read the book. にすると 文字通り「彼はその本を読むらしい。」となり、彼はその本に関心があって、 今から読もうとしているのかもしれないし、読みかけなのかもしれないし、もう読んでしまったかもしれません。
お礼
またお付き合い下さってありがとうございます!助かりました。 進行形はまさにその最中、ですが、普通の現在形は、全体的な動作、を指すのですね。 うまく口では説明できませんが、ご説明によって進行形との違いをつかめたように思います。 ありがとうございます。
英語の現在進行形は、動作が進行している状態の場合と、近接未来を表す場合とがあります。 それから「seem to do.のdoに動作動詞が来た場合、 be doingにする、と覚えて大丈夫でしょうか・・・。」の部分ですが、動詞の原形も使えますよ。
お礼
ありがとうございます。 >英語の現在進行形は、動作が進行している状態の場合と、近接未来を表す場合とがあります。 参考書等で見かけていたことをすっかり忘れていました。 確認不足ですみません・・・。 動詞の原形が使える場合というのは、どの場合でしょうか。 一応、辞書とにらめっこしたつもりですが、結果しか書いていないのでよく分かりませんでした。 何せ高校中レベルの英語力なので、もしお時間ありましたら、説明を加えてやって下さい・・・。 ありがとうございます。
- patrickbeckham
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seem to doのdoの部分に動作動詞が進行形ではない形できたら、意味的に不自然になります。 He seems to move to Osaka. 「彼は大阪に引っ越すようだ。」 は、日本語的には合っているように見える文章ですが,この意味であれば、「今」引っ越すというより引っ越す「予定」を表しているように思えます。 seemが現在形であれば「現時点で~のように思える/見える。」という意味であり、現時点で「~するように思える。」というのは不自然です。(ちょっとわかりにくい・・・) 少し、説明しにくいですが、動作動詞というのは、原形(もしくは現在形)で用いる場合は、「今」のことではなく、「習慣的動作」を表しています。 He plays soccer. 「彼はサッカーをします。」 という文では、「彼」は「今」「サッカーをする」のではないですよね。 でも、 He belongs to soccer club. 「彼はサッカー部に所属しています。」 では、「彼」は「今」「サッカー部にいる」のです。belongは状態動詞だからです。 seemを用いた場合、「現時点」での事を「思える」のであり、その内容が動作動詞の場合、to doの形で用いると不自然な意味となり不可となります。 一方、状態動詞であれば「現時点」の状態も同時に表しているため、「現時点で~の(状態の)ように思える」というのは正しい文章となります。 seem to be ~ ing のように進行形の形の意味ですが、 進行形の形で、「近未来の予定」を表す用法があります。 よって、この場合は、「~しているように思える」という、まさしく進行形の意味を表す場合と、進行形の形で未来を表す場合の2パターンがあります。ただし、進行形の意味の場合は、今まさに動作を「~している」のは「~しているように思える」なんて言わずに見れば一目瞭然であるため、基本的には未来を表すと考え、 =It seems that S + will + V~. と考えていいと思います。 ちなみに、動作動詞の時は、進行形だけでなく、完了形の形なら可能です。 He seems to have moved to Osaka. 「彼は大阪に引っ越したように思える。」 なら、動作が完了しているのだから意味が通ります。 肝心な動作動詞の説明がうまく出来なくてごめんなさい~(>_<)
お礼
ありがとうございます。 >seemを用いた場合、「現時点」での事を「思える」のであり、その内容が動作動詞の場合、to doの形で用いると不自然な意味となり不可となります。 そうですよね。 意味的に、S seem to V.のVに現在形としての原形がくるのはおかしくて、厳密に言えば未来の動作を「(現時点で)思える」という意味になることは理解していたのですが、be doingの形になっているということは、進行形で未来の意味の代用をしているのかな?とか、変なことを思ってしまっていました。 よく考えたら、進行形はごく近い未来を指す、というのを参考書等で見かけたことがありました。 確認不足ですみません・・・。 >肝心な動作動詞の説明がうまく出来なくてごめんなさい~(>_<) とんでもないです。 丁寧に説明をして下さりとても助かりました。 ありがとうございます。
- akdawn
- ベストアンサー率48% (37/77)
He seems to be reading the bookは 「彼は今その本を読んでいるみたいだね」という解釈が 一般的だと思います。 ただ、動詞が「go」や「move」の場合に限っては 「近い将来引っ越すようだ」「行くようだ」 のような意味合いになります。 これは、「I am going to Japan」 「私日本へ行くんだ」のように 「go」を進行形にすると決まった予定の近い未来を表すことからきます。 S seem to do.のdoに動作動詞が来た場合、 be doingにする、と覚えて大丈夫だと思います。 ただその場合の意味はほとんどの場合 「今~しているようだ」のようになります。 辞書では典型的な「例」以外に 考えられる「例外」も例文として載せています。
お礼
ありがとうございます。 この進行形は、近い未来のことなんですね。 参考書等で見かけたことがあります。 確認不足ですみません・・・。 >「近い将来引っ越すようだ」「行くようだ」 のような意味合いになります。 もうほぼ決まっている、一寸先の未来・・・という 感じでしょうか。 そしてS seem to V.のVが動作の時は、そういう意味 で使うことがほとんど、という解釈で大丈夫でしょうか(過去の動作以外で)。 例えば、「彼は来年アメリカに留学するそうだ」と言う時は、 He seems to be studying abroad in America next year. という表現は、あまり使わない・・・ということでしょうか。
seem自体が予想を表す動詞なので,未来を表す事はないと思います。He seems to be moving to Osaka.= It seems that he will move to Osaka.は成り立つと思いますが,両者とも未来を表しているわけではなく,可能性を単に表しているのだと思います。また,He seems to be reading the book.の文は違和感を覚えます。この場合,It seems that...の方が自然な気がします。seemという動詞を一度辞書でじっくり調べてみる必要があると思います。
お礼
可能性、予想ですか。 多分私は英検準2級レベルの英語力だと思うので、 この言い方には違和感があるとか、これは自然・・・ という考え方は難しいようです・・・。 もうちょっと、色々例文に触れてみますね。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 ご説明、まさになるほど~という感じでした。 荷物をまとめたりトラックをよんだりといった具体的な行動の最中、ではなくても、 引越しの予兆を周囲に感じさせた・・・それがseem to be movingのニュアンスになるのですね。 S seem to do.は、その動作をしたくない、あるいは難しいというネガティブなニュアンスが含まれているから、 その雰囲気が感じられない時は使わない方が良い、という判断でよろしいでしょうか。 両者の言い回しを使うときの、感覚、気持ち、みたいなものがよく分かりました! すーっと霧が晴れたような感じがします。 使いこなせるようになるまでには時間がかかるかもしれませんが、もっと例文に触れて慣れていきたいと思います。