※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:カタランの予想を解きました)
カタランの予想解法とは?
このQ&Aのポイント
カタランの予想は、aとbを自然数、xとyを2以上の自然数とする方程式a^{x}-b^{y}=1の解についての予想です。
カタランの予想を解くためには、a=3、b=2、x=2、y=3の組み合わせが唯一の解であることがわかっています。
カタランの予想を解くためには、(1)式を変形し、(2)式と(3)式を導出する必要があります。
aとbを自然数、xとyを2以上の自然数とする時、(1)a^{x}-b^{y}=1の解は、a=3、b=2、x=2、y=3に限る、即ち3^{2}-2^{3}=1しかないとするのが、カタランの予想です。
(1)を変形して
a^{x}-1=(∑a^{k}[k=0~x-1※便宜上この様に表す])*(a-1)=b^{y}
∴(2)(∑a^{k}[k=0~x-1])=b^{m}、(3)(a-1)=b^{y-m}
一般的に
(4)∑a^{k}[k=0~x-1]=(∑a^{k}[k=0~x-2]*a)+1
(5)b^{m}=∑b^{k}[k=0~m-1]*(b-1)+1
である
(2)に(4)と(5)を代入して
(6)(∑a^{k}[k=0~x-2]*a)+1=∑b^{k}[k=0~m-1]*(b-1)+1= b^{m}
(7)∑a^{k}[k=0~x-2]*a=∑b^{k}[k=0~m-1]*(b-1)
(6)より
(∑a^{k}[k=0~x-2]*a)+1=b^{m}
(8)∑a^{k}[k=0~x-2]=(b^{m}-1)/a=(1-b^{m})/(1-(a+1))
一般的に、等比数列の和の公式より
∑b^{k}[k=0~m-1]=(1-b^{m})/(1-b)
であるので、a+1=bでないと、(8)の左辺は等比数列の和にならない
∴(9)a+1=b (9)を(7)に代入して
∑a^{k}[k=0~x-2]*a=∑b^{k}[k=0~m-1]*a
(10)∑a^{k}[k=0~x-2]=∑b^{k}[k=0~m-1]
(10)が成立するのは
∑a^{k}[k=0~x-2]=∑b^{k}[k=0~m-1]=1の時のみ ∴x=2、
(3)(a-1)=b^{y-m}、(9)a+1=b
(a+1)-(a-1)=2=b-b^{y-m}
自然数[の累乗]で差が2となるのは、2^{1}=2と2^{2}=4、3^{0}=1と3^{1}=3のみである
前者の場合、b=2、y=3、a=3、x=2であり3^{2}-2^{3}=1が解となる
後者の場合、b=3、y=1、a=2、x=2となり、y≠1であるので要件を満たさない
従って、a^{x}-b^{y}=1の解は、3^{2}-2^{3}=1しかありません