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「余光」は日本語で何と言うでしょうか
日本語を勉強中の中国人です。「余光」は日本語で何と言うでしょうか。直接に目と合う目線ではなく、目の端っこから発するひそかな目線のような意味だと思います。 たとえば、次のような文に「余光」にあたる日本語を使いたいと思います。 『彼が私の前を通る時に、私は「余光」で彼を観察した。』 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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いつも熱心に学んでいらっしゃるようで敬服します。 「余光」はほぼ日本語で定着しているのと同じ意味と解釈していたので、中国語本来の意味・用法を確認のため、辞書に当たりましたが、質問に提示された用法は見当たりません。 (ネット上の漢語辞書数点以外に手持ちの辞書:愛知大学中日大辞典・白水社中国語辞典・新華詞典・現代漢語詞典、更に上海文化出版社の中国慣用語・中国俗語辞典など)。 現代の慣用として定着している用法なのでしょうか。 辞書から離れて、百度などで例文や話題を拾ってみました。どうやら中国でも用法には幅や場面、個人による流儀があるようですね。 さて、 『彼が私の前を通る時に、私は「余光」で彼を観察した。』について。 「余光」に単純に該当する日本語はなさそうです。 「余光」の動作を表現するならば場面に応じて、 a“横目で”見る b“眼の端で”捉える、“眼の隅で”捉える c“ちらりと”見る *a+cやb+cも可能です a,b,c は、見る、捉えるを 観察に置き換えれば使えます。 ただ動作として「ちらり」は観察と馴染まないように思いますが。 文章を書くにあたっては、 すれ違い、並行して歩いている、前を横切る、前方を横切る、 などの状況に従って表現を工夫します。 d“つい眼が”行く e“それとなく視線を”送る f“目で”追う e“伏し目がちに”見る などなど。 目の前を通る時遠慮がちに・・・という場面ならば、 『彼が私の前を通る時に、私は伏し目がちに彼を観察した。』 目の前を通る時意図的に・・・という場面ならば、 『彼が私の前を通る時に、私は密かに視線を送り彼を観察した。』 若者ならば視線でなく「目線(めせん)」と言うかも。 はいかがでしょうか。 無理に二字熟語を当てはめないほうが日本語表現として適切です。
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- m2052
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眼の隅もちかい意味だとおもいます。 「目の隅で追った」 「目の隅で捉えた」 「目の隅をかすめた」 とか、言います。 辞書には載っていないので、熟語ではないようです。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。こちらは近いですね。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
- バグース(@bagus3)
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「横目」ですね、たぶん。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0ss/120132700000/
お礼
早速のご回答ありがとうございます。ちょっと違いますね。「横目」だと、目線の方向がやはりわかるでしょう。あと、にらむとかの嫌な気持ちがあるときには特に「横目」をしますね。でも、「余光」は相手に気づかれないようにひそかに見ています。難しいですね^^;。ありがとうございました。
お礼
こんにちは。またお会いしましたね^^。例文に提示する「余光」の使い方は現代でよく使います。なぜ辞書には載っていないのか私もちょっと意外でした。「用眼睛的余光」(目の「余光」で)をキーワードにして検索していただくとたくさんヒットすると思います。特に、『用眼睛的余光+「見る」に関係がある動詞』のパタンがほとんどです。ちなみに、「横目で」は中国語で「斜眼」になると思います。いろいろ教えていただきありがとうございます。とても参考になりました。すっきりいたしました。本当にありがとうございました。
補足
少し中国語の「余光」の使い方について補足いたします。例文に提示された「余光」は名詞です。直訳すると、「余った光」になるでしょうか。つまり、「余った視線」のことだと思います。