人財とは、会社で働く人がその企業の資産(財産)という考えですよね。
Aを売っているのに、Aを説明できる人がいなければ、人材がいないので商品が売れないってことです。
逆に売りの商品を説明して売れる人がいっぱいいたら「うちは人材に恵まれている、社員はうちの財産です。全部で10人もいます」となるわけです。
で、身体障害者だからって知的とは限らない。
大学院で化学を専攻していた人が、事故にあい、数ヶ月休んだが研究室に身体上の都合から研究室で働けず、他の部署にも空きがなく、休職期間も限界で失業してしまったとします。
研究室で勤務できなくても、英語が理解できるのなら、科学雑誌の翻訳ができる。
翻訳は外国語が読めるだけじゃ無理、商業翻訳はその方面に熟知した人じゃないと翻訳できない。
研究室で働き外国語が理解できる人なら、パソコンをどうにか操れるのなら、化学雑誌の翻訳の仕事につけるわけです。
パソコンだってそう、めちゃくちゃオタクだった人で自作でパソコンを作ったり改造していた人が、身体障害者になった場合、得意はパソコンですから、カスタマーサーポートの電話交換手になればいいわけです。
問い合わせに対して、質問していって、どこらへんが悪いのかを電話の時点で突き止めて、どうすればいいか教えられる。
「電源を入れて F2を押すと青い画面がでてきます」とナビゲートすればいいわけです。
それで解決したら、カスタマーにとって喜ばしいことです。
「見てみないとわからない」という人より役に立つ。
これは、適材適所の考え方で、健常者にも言えること。
その人が持っている能力だと、どの職種が一番いいかと考え配置するのが人事の手腕でしょ?
国は障害者を雇うと企業の補助金を出しますが、賄賂を渡して障害者をやとってやってくれってわけじゃあない。
机とかトイレとか それらを改造すれば十分やとえるのなら、補助金出しますから改築して雇ってください ってことなわけです。
企業によっては、補助金が出るからと補助金目当てで雇って、健常者なみに能率を上げられないからと自ら離職するように仕向けるところもある。
補助金の考え方が間違えている。
補助金が出るから補助金目当てで大量に採用してやれって考え。
健常者を育てるように障害者を育てて長く働けるように考えていない。
それじゃあ そこで働く人は会社の財産じゃなく 消耗品になってしまいます。
その人が得意とすることを見抜き、仕事をしてもらうってのが人事の手腕でしょ?
日本人は日本語を押しえらるわけじゃないように、障害者だって健常者だって個人により得意・不得意はある。
伸ばすか潰すかは人事次第。
結構人事が能力がなく、適所に配属されず、苦手なことをやらされて潰れていく人は多い。
人事がせっかくの財産を食いつぶしたってことですね。
お礼
現実の在り方を具体的に教示してくださいまして、 有難う御座いました。 人はどのような事を求めていようとも、 結果的に求めるのは精神的充足感ですよね? この考えを持って、四つのインテリジェンスを軸に、お互いの在り方を受け取る事が必要だと思いました。 有難うございます。