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企業が精神障害者の採用を拒む理由は何か?
- 就職・転職フェスタでの経験から、精神障害者が企業から拒絶される理由について知りたい。
- 精神障害者への就職の際、人事担当者の反応が鈍くなることが多いことが分かった。
- 身体障害者は採用される一方で、精神障害者は採用されない理由について明確な理由を教えてほしい。
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質問者が選んだベストアンサー
No.2で回答した者です。 当初のご質問の趣旨から逸れてしまうのですが、他の方や私の回答へのお礼を拝見していて、雇う側の考え、一緒に働く者の受け止め方とズレてしまうのだろうと、感じた部分がありますので、少し書かせていただきます。 今後のご参考になれば、幸いです。 >段落分けをしていては面倒 >相手に伝わればいいやと簡単に考えてしまいます。 この部分なのですが、ビジネスでは「読みづらい文章」は、相手に伝わりません。というより、そもそも読んで貰えない率が高くなります。 応募の段階で文章を書かなければいけなかった場合、企業側が求めている人数よりもずっと少ない人数しか応募がなかった場合、企業は多少読みづらくても文章を読み判断します。 しかし、大抵の場合は企業が出している求人数より多い人数が応募しますし、それ以前に企業が出す求人数は必要としている人数よりも余裕をみて多いケースがほとんどです。 就職した後も、外部への営業などは、複数社が競う場合がほとんどです。 そうすると、「読みづらい文章」「読めない文字」「ルールを守っていない書類」は、最初からハネるんです。内容の善し悪しとか学歴の高低とかをチェックする以前に、候補から外れてしまうのです。 ですから、質問者さまが「面倒と考えてしまう」だけで、やればできるのであれば改善なさった方がいいですし、障害の性質上で改善が不可能ならば職種や応募方法を考えなおされた方がいいでしょう。 >一般企業での働く能力 >主治医の意見書が出ている人を雇う 肉体的な病気や障害も同じですが、精神的な病気や障害も、一度状態が変わったからと言って固定してしまうものではありませんよね。 我社でも、うつ病や統合失調症を発症し、休業後に許可を得て復職したけれど悪化して再度休みを取るとなる方もいらっしゃいます。 お医者様の意見を重視する必要があるのはもちろんなのですが、主治医いは病状から継続して労働をすることが可能かどうかしか判断できません。それぞれの職業に就く能力があるかどうか、会社で求められる仕事をこなせるかどうかは、主治医が判断できる範囲を超えています。 ですから、既に働いている方が病気で休職を取った場合は、上司や産業医が主治医の先生と細かく相談をして、調整を繰り返していますが、それでも復職をし切れずに辞めてしまう方が多いのも実情です。 質問者さまが一歩づつ快方へ向かわれることを、ご自身に合った職場と巡り合われることを、お祈りいたします。
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- hata79
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作業工場では人命にかかわる事故が発生しないように電源ごと切ってしまう非常停止ボタンがあるようです。 高学歴、知識もあり、性格温厚であるが、パニック障害他で障害者3級認定の方A氏を雇っていたのですが、何かしらの原因でA氏がこの緊急停止ボタンを押されたのです。 原因は「工場の中で動いてる機械が自分を襲ってきたと思った」でした。 A氏は症状がひどくなり退職して治療に専念されました。 障害者雇用に理解をし、精神障害についても大きな理解をされてる事業主でしたが「これには、まいった」と口にされてます。 当日は納期に追われていて、一分一秒の時間が惜しく、従業員もそれをわかっていて懸命に時間と闘っていたのだそうです。A氏の状態が変だと思う余裕がなかったのでしょう。 納期との戦いの中で、事故発生場所の確認や緊急停止した現場の整理で、その日は仕事にならず、納期を守ることができなかったそうです。 現実的な損害は相手が理解してくれたので最小限にとどまったそうです。 A氏や保証人、通院先の方などが来て、謝罪されたり事後相談をされたのですが、結論は「もう、こりごり」。 あそこは精神疾患者の雇用をしてるので、納期が守れないことがあるとされた工場は、取引きを制限してきます。 これが現実です。 事業主が偏見の目を持たずに、理解してても「世間は差別する」のです。 既述のような「事実としての納期遅れ」はいくら言い訳しても事実として残ります。 「実は、精神障害者の方がいて、その方が非常用ボタンを押してしまって、作業が止ってしまったので、、」は、相手のとっては聞いてもしょうがない言い訳なのです。決して障害者それも精神障害者を差別してる意識はないのです。 仕事だから、ちゃんとやってくれ!なのですね。 妄想、幻聴障害は気の毒だと思いますが、それに仕事を邪魔されていては、今の中小企業は倒産してしまうのです。 余裕がない体力がない、政府が悪いという話になるかもしれません。 精神疾患を持ってる方がすべて妄想、幻聴があるわけではないことは、その事業主も知ってるのです。 「見えないから、恐い」と口にされ、企業を守るという意味でも「誠に情けない話だが、管理しきれない部分があって、使用する恐ろしさを感じた」ので「障害者のうち精神疾患の方はお断りすることにした」そうです。 政府は事業者が無理解だという言い方をする傾向がありますが、ここへの回答でも自ら精神疾患を持ってるという方の回答があるように「理解など充分できてる、おれもそうだ」という事業主も多いのです。 あとから金を払ってもらってもしょうがない損害に繋がる行為をされてしまうと、目に見えない精神疾患を持ってる人は「恐くて採用できない」が本音なのでしょう。 私の仕事柄知った実例を申し上げてます。 長文を避けた弊害で差別的な表現になってるとお叱りを受ける部分があるかもしれません。 不愉快になられたなら、謝罪します。
お礼
返信ありがとうございます。その方はハローワークを通してその会社に就職をしたのですか?ハローワークで障害者枠での求人で求職を求める場合、主治医の意見書と言うものが必要になってくるのです。たとえば、一日8時間は一般企業等で働けると主治医が判断した場合、その意見書を書いてもらってハローワークに提出します。そこで初めて仕事探しが出来るのです。その方の場合、主治医の許可も無しに働いたのではないでしょうか?それなら、その方の病状がまだ一般企業での働く能力が無いにもかかわらず、その会社はその方を雇ってしまったのでしょうね。医者は何百、何千人と言う精神障害者を診てきています。医者もバカではありません。プロです。医者の許可無しに働くのは無謀としか言いようがありません。私も鬱病ではありますが、病状がかなり回復してきて、医者からは一日4時間程度の軽作業ならやっても良いと言われ、主治医の意見書を書いてもらい、ハローワークで短時間労働の仕事を見つけ現在は何とか仕事をこなしています。雇う会社側にも責任があり、医者の許可が無い人を雇うのは問題ありと思います。雇う会社側はしっかりと主治医の意見書が出ている人を雇うべきではないかと思います。そうすれば、上記のような問題は起こらなかったと思います。私も年齢的に就職が厳しい時に来ています。早く主治医の意見書を一般企業で8時間勤務可能と書いてもらうことを願いながら、治療に専念しています。そして、来年精神障害者の雇用義務化の法律が可決されることを嬉しく思っています。早くいまの現状を脱して自立したいものです。
- ka28mi
- ベストアンサー率41% (969/2315)
40過ぎの会社員です。 お気持ちには沿わない回答であるかもしれません。差別ではないかと受け取られるかもしれません。まずは、そのことをお断りしておきます。 私は人事部門ではありませんが、精神障害をお持ちの方と、身体的な障害をお持ちの方、どちらかと働きなさいと言われれば、他にまるで情報がなければ、身体的な障害をお持ちの方を選びます。 身体的な障害というのは、他人から見て対応がしやすいのです。目が見えない、耳が聞こえない、足が悪くて立てない、片手がない、いずれも何ができて何ができないのか一目瞭然です。 たとえば、耳が聞こえない人の場合、電話での対応や窓口対応は無理ですが、メールでのやり取りだの、紙やパソコン上での作業には、なんの支障もありませんよね。そして聴力を必要としない分野でミスが多ければ、叱責しても何の問題にもなりません。 一方、精神的な障害の方というのは、何ができないのか、どんな対応をしなければいけないのか、分かりづらいのです。 仕事上でトラブルが発生して、その人が怒っていたとします。 その「怒り」が他人から見れば理不尽なものであった場合、「そんなことで腹を立てるのは理不尽だよ」と諫めて良いものなのか、トラブルに対し怒ってしまうのが障害によるものなので感情は聞き流して対策だけを伝えるべきなのか、そもそもトラブルが発生する部署に配属する事が誤りなのか、判断しづらいのです。 障害のためであって、その人の努力で補える事でないなら、叱責するのは無意味ですし、単純に社会人としての未熟さゆえならば叱責は必要でしょう。その区別が、他人からは非常につけにくいのです。 「会社」というものは、人を雇うことで利益をあげる必要があります。 身体的な障害は、会社での「仕事」の選択肢は狭まるものの、可能な「仕事」であれば質には影響しない事が多いです。 精神的な障害は、選択肢を狭めるのか、質が低いことを承知しておくべきなのか、それ自体が分かりにくいです。 そして、もし、仕事の質が低くなってしまうのであれば、会社としては雇えないですよ。 10種類の仕事があって、それぞれ80%できれば合格ラインという時に、「5種類しかできません。でも5種類はそれぞれ80%できます」という人なら役に立ちますが、「10種類ともできます。でもそれぞれ50%しかできません」という方では役に立たないのです。 たとえば、私は質問者さまの文章を拝見して、「改行や段落分けがされていないから読みづらい」という感想を受けました。 しかし、これは質問者さまの障害では、指摘されて改善できるものなのでしょうか? それとも、障害によるもので改善は困難なのでしょうか? これがビジネス上での文書であれば、身体的な障害者の方になら、遠慮なく指摘して改善を求めます。けれど、精神的な障害の方であれば改善を求めるべきなのか、改行や段落分け程度の推敲は同僚がするべきなのか、判断に悩むのです。 人事部門の判断は分かりませんが、同僚として働く立場で言うなら、どんな障害なのか、何ができて何ができないのか、それが明確ならば対応の余地はあるのだけれど、というのが本音です。
お礼
返信ありがとうございます。やっぱり精神障害者は見た目には分かりずらいし、扱いにくいと言うのがネックになっているようですね。下の方のお礼にも書きましたが、来年精神障害者も企業に採用させるのを義務付ける法案を可決させる方向で厚労省も動いているようです。私はその法案が可決された後、企業の精神障害者に対する様子を見ながらまた就職活動してみたいと思っています。私も今年で43歳になりました。某自動車メーカーに勤めていましたが、昔問題になったリコール隠しが原因となり、車の売れ行きが極端に悪くなり工場閉鎖へ追い込まれ、それに伴い私も会社をリストラされ、それが原因でうつ病になり、今では障害者手帳2級を持っています。今書いているこの文章も読みずらいと思います。これもいちいち段落分けをして書いていては面倒という、精神障害の特有な億劫な症状からくるものです。相手に伝わればいいやと簡単に考えてしまいます。そういうところが精神障害者の扱いにくいところなんでしょうね。たとえ法案が可決したとしても企業は積極的に精神障害者を採用するとは思えません。これから将来どうしようか、本当に悩むところです。
- k135j
- ベストアンサー率24% (134/541)
私は以前人事を担当していたことのある精神障害者です。確かに仰るとおりです。障害者雇用に積極的な企業ですら、「精神障害者だけは駄目」というところがほとんどです。障害者は大きく分けて三つあります。身体障害者、知的障害者、そして精神障害者です。この中で精神障害者は最も避けられています。 鹿児島県に、「ラグーナ出版」という、精神障害者を積極的に雇用している企業があります。精神障害者雇用に積極的な日本で唯一の企業だと思われます。しかし賃金が安いので、引っ越してまで就職を考える企業でもありません。ここの従業員(精神障害者)の大半は地元出身者です。 人事担当者が精神障害者を避ける本根としては、「取り扱いが面倒そう」ということだと思われます。人事担当者は日頃から、(自称)健常者の取り扱いにも苦労しています。会社は組織ですから、「変な人」がいると組織が回っていかないのです。「精神障害者は職場の秩序を乱す変わり者である」という偏見から、採用を見送る企業が多いと思われます。 まあ、精神障害者である私に言わせれば、「(自称)健常者の方が質が悪いじゃないか。自分が変であることを自覚していないだけじゃないか。我々は自覚しているだけでも、本当は取り扱いやすいんだぞ」ということになりますけどね。(自称)健常者の中にも人格破綻者のような変な人は大勢います。ただ自分から精神科に通院していないだけのことです。私が実際にみてきた(自称)健常者の例を挙げます。 自称健常者A氏の実際にあった発言 「オレ様の夢は世界制覇だ。はっはっはっ、おい、お前、オレ様の個人的な運転手になれ。給与は会社からもらっているだろ?オレ様はいずれ世界制覇する人間だ。今のうちからオレ様の子分になっておいた方がお前の為だぞ」 自称健常者B氏の実際にあった発言 「おい、お前、今朝オレが吐いたゲロの後始末したか?お前、事務員だろ?事務員ならオレ様が吐いたゲロを始末するのも仕事のうちだ。何?まだやっていない?この役立たずが。お前なんかクビだ」 さらに・・・ 「おい、上司であるオレ様の飲み代を部下であるお前が全額払うのは当然だ。そう言えばお前、マージャン出来ないだろ?マージャンも出来ないような奴は使えないな」 と言って、このBは自分の給与は全部風俗に使い、部下からゼニを巻き上げて生活していました。 A氏、B氏共に社会福祉法人の正職員です。 人事担当者はこのような人格破綻者をみているので、「健常者でもコレなんだから、精神障害者の連中だったら尚更何をしでかすかわからないな」と思っているのです。 これが健常者の実態です。 さて、話しが長くなりましたが・・・・我々のような健全な精神障害者がどうすればよいかということですが・・・あなたもご存じの通り「会社勤め」という選択肢はまずありません。従って、才能勝負の世界で生きていくしか無いのです。例えば作家、芸術家等、フリーが当たり前というような仕事です。もうこれしかありません。会社勤めはお互い諦めましょう。
お礼
返信ありがとうございます。ところで、先々週だったか忘れましたが、精神障害者も企業に採用を義務付ける法案を来年国会に提出し、可決させる方向で調整が行われていると朝日新聞の一面に出てました。しかし、もし可決したとしても精神障害者の雇用率は上がらないと思うのです。大企業にとって一人に付き罰金5万円は安いし、痛くもかゆくも無いと思うのです。私の友人と将来はどうしようとお互いに悩み話し合っています。やっぱり会社務めは諦めたほうが良いでしょうか?来年に法案が可決して企業がどう対応してくるのか様子を伺ってからまたダメもとで就職活動してみたいと思います。ありがとうございました。
お礼
何度もアドバイスありがとうございます。私自身としては病状は回復傾向にあります。ですので、来年の精神障害者の雇用義務化の法案が可決され、企業の動向を伺いながらまた就職活動をしてみたいと思っています。ありがとうございました。