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3次方程式x^3+px^2+qx+r=0の判別式
3次方程式 x^3+px^2+qx+r=0 の3つの解を α,β,γ とするとき, D=(α-β)^2 (β-γ)^2 (γ-α)^2 を p,q,r を用いて表すと、 D=p^2q^2-4p^3r+18pqr-4q^3-27r^2 となるらしいのですが、計算が複雑すぎて答えが合いません。どうやって導くのでしょうか?
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計算は大変だけど、整理していけばなんとかなるでしょう。 α+β+γ=-p αβ+βγ+γα=q αβγ=-r (α+β+γ)(αβ+βγ+γα)=α^2β+αβ^2+β^2γ+βγ^2+γα^2+γ^2α+3αβγ より α^2β+αβ^2+β^2γ+βγ^2+γα^2+γ^2α=3r-pq (α+β+γ)^3=α^3+β^3+γ^3+3(α^2β+β^2γ+γ^2α+αβ^2+βγ^2+γα^2)+6αβγ より α^3+β^3+γ^3=-p^3-3(3r-pq)+6r=3pq-p^3-3r (αβ+βγ+γα)^3=α^3β^3+β^3γ^3+γ^3α^3+3αβγ(α^2β+β^2γ+γ^2α+αβ^2+βγ^2+γα^2)+6(αβγ)^2 より α^3β^3+β^3γ^3+γ^3α^3=q^3+3r(3r-pq)-6r^2=q^3+3r^2-3pqr D=(α-β)^2(β-γ)^2(γ-α)^2 ={(α-β)(β-γ)(γ-α)}^2 =(αβ^2+βγ^2+γα^2-α^2β-β^2γ-γ^2α)^2 =(αβ^2+βγ^2+γα^2+α^2β+β^2γ+γ^2α)^2-4(αβ^2+βγ^2+γα^2)(α^2β+β^2γ+γ^2α) =(αβ^2+βγ^2+γα^2+α^2β+β^2γ+γ^2α)^2-4{α^3β^3+β^3γ^3+γ^3α^3+αβγ(α^3+β^3+γ^3)+3(αβγ)^2} =(3r-pq)^2-4{q^3+3r^2-3pqr-r(3pq-p^3-3r)+3r^2} =p^2q^2-4p^3r+18pqr-4q^3-27r^2
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- Ae610
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終結式を利用する計算もあるかと・・・ a0・x^3+p・x^2+q・x+r=0 で f(x)=a0・x^3+p・x^2+q・x+rとすれば f'(x)=3・a0・x^2+2・p・x+q でa0=1なので判別式Dは終結式をR(f,f')で表すことにすれば D = (-1)^3・R(f,f')=-R(f,f')で求められる。 R(f,f')を行列式表示すると |1 p q r 0| |0 1 p q r| |3 2p q 0 0| |0 3 2p q 0| |0 0 3 2p q| ・・・(5行5列)となるから行列式の基本変形によって行(または列)で展開するとかして計算出来そうな次数まで下げていけばよいと思う!
お礼
ありがとうございます 終結式の方法はNo1で紹介されたサイトに書いてありました。
- spring135
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2次の項を0にするように変換してから計算し元へ戻します。
お礼
ありがとうございます。 2次の項を0にするように変換してから判別式を計算するのはいいとしても、 そこのサイトには「2次の項が0でない判別式に戻す」方法は書かれていないと思いますし、 また、元に戻す方法が賢明とはいえないと思うのですが。
お礼
ありがとうございます。 模範的な解法で参考になります。 友人は、対称式の次数で式の形を類推して、数値代入法で解いたと言っていました。