千日回峰行、身体が丈夫なら偉いのか？

質問

千日回峰行を達成した人の本を読んだのですが
どうもピンと来ませんでした。
ただ身体が丈夫に生まれて、行を行っただけなような感じがしました。
これでも偉いのでしょうか？

回答No.24

ponpon88899990 · ベストアンサー

アマガッパさんが示唆したように、原則として仏教修行の全体(A)の中で千日回峰行(C)がどういう意味を持ちどう役に立つのか理解したうえでないと千日回峰行の評価はできないですね。

それに対して、猪突さんはご自身の研究活動(B)との共感という文脈で千日回峰行(C)を評価しているわけです。

つまり、同じ(C)でも文脈が違うわけです。
また、質問者さんは同じ(C)でも文脈なしの(C)単体で評価していると思われます。

猪突さんは目標達成に地道に精進する点等（もちろん研究者にも修行者にも必要な条件）に共感し、xNekoNyanxさんは千日回峰行だけ尊ぶ風潮を批判しているのでしょう。

千日回峰行が売名なのか、やっつけ仕事か、全体は分からないけど一途にやったのか、修行全体を理解してやったのか、ここが分からない以上、議論は不毛ですよね。

回答No.8

yuyuyunn

こんにちは

たった一人で夜も明けないうちから
起きるのだってまずすごいと思いません？
ま、毎日のことですし、それがお勤めだって言われればそれまでですけど
山路を雨の日も雪の日も暑い日も毎日世界の人々の幸せを祈りつつ走り回るんですよ
出来ます？
で歩けなくなり走れなくなったとき自分で自分の命を絶つ
これも自分のためではなくほかの人々のためにですよ
そんな広い心と精神力の強さ
できます？私には出来ないです
大阿闍梨のなかには自分はこれしか出来ないから、と言う方も居ますが
それしか出来ないそのことすら、私たちには出来ないんです
ぜんぜんレベルが違うと思いますよ
交通ルール守れます、なんてレベルじゃないですよね

価値観が人それぞれ違うと思いますので
わからない人にはわからないと思います

お礼

行がハードだから素晴らしいという論法ですね。
ちょっとそれは違うんじゃないでしょうか。

回答No.7

jinseiwalk

釈尊はいの一番に苦行を否定されたので仏教の話ではないのに仏教のごとく千日回峰行をいう人は誰も偉いことではありません。

仏教でないものを仏教と言うのは詐欺師で、詐欺が偉いと思っている人は馬鹿です。

お礼

これは仏教に関してはまったくその通りだと思います。
千日回峰行は修験道のほうから来てるようですね。
私としては修験道であっても、その修行によって得られた境地が
宗教的に高ければ、それで良いと思っています。

回答No.6

バグース（@bagus3）

千日回峰をした人を偉いと決めつけようと
すると迷いが出てきます。
偉いのではなく、その人を偉いと思う人が
多いというだけです。
あなたのように、偉いと思えない人もいて
当然なんです。

通勤電車で定年まで毎日チカンをした人を
偉いと思う人は少ないでしょう。これだって
努力と精神力が必要なのに。

そして、他の人を偉いと思うのは
その人が作ったイメージでしかなく
幻です。

お礼

> 千日回峰をした人を偉いと決めつけようと
> すると迷いが出てきます。
> 偉いのではなく、その人を偉いと思う人が
> 多いというだけです。
> あなたのように、偉いと思えない人もいて
> 当然なんです。

なるほどです。これはその通りですね。
回答ありがとうございます。

回答No.5

cyototu

確かに千日回峰行が出来るための必要条件は体が丈夫なことですね。しかし十分条件じゃないんですよ。だから、体が丈夫な人だからと言って誰にでも出来るものじゃない。やると決めたら何が何でもやり遂げるという決意と、強靭な精神がなくては出来ません。

その精神力を皆は讃えているのです。貴方も、そのような、人を感心させるような精神力の持ち主だと人が気が付いてくれたら、皆さんから一目置かれるようになりますよ。

まあ、人からどう見られるかは、実は余り重要なことではないんです。それよりも自分で決意した尋常で無いことをやり遂げた人は、自分に自信がつくようになります。そちらの方のが、遥かに大事なことなんですよ。その場合に何をしたかは、余り重要ではありません。人から見たら馬鹿馬鹿しいくらいのことでも構わないのです。ただし、それをやると決めたら千日やり通す。これが決定的なことなのです。例えば、貴方はこれから毎朝必ず味噌汁を飲む、もし誰かが作ってくれなかったら、自分で作って飲む。これを千日とは言いませんから、１年間毎日休まず実行すると決めて、やり通してみてご覧なさい。別に誰かに宣言しなくて良い。そして、１年後にそれが出来たら自分一人でお祝いしてみて下さい。その達成感が、貴方を一回りも二回りも大きな人間にしてくれます。

別に味噌汁でなくても良い。毎朝誰かに必ず「お早うございます」とはっきり聞こえるように言う。これを休まず１年３６５日続けてみる決意をして、それを実行してみて下さい。あるいは、貴方が学生だったら、３６５日毎朝とは言いませんから、学校に行った日の朝、廊下ですれ違った先生に必ず「お早うございます」とはっきり言う決心をする。そして、その決心をした日から、１年後に、学校に行っていた限りそれを一度も休まず実行できたら、お祝いして下さい。こんなこと、体が丈夫に生まれて来なくたってできる筈ですが、こんな詰まらないことでも、それを休まずにやり通すには、強靭な精神と実行力が必要です。そして、もし１年間やり通すことが出来たなら、それを千日間やり通してみて下さい。別に人に知られる必要はありません。たったそれだけで、貴方は人生に於いて大変な自信がつくことを保証致します。

因に、私が大学院生としてある研究室に所属していたころ、私は余程の事情がない限り１年間毎日必ず研究室に出て勉強をすると決めました。そしてその１年を振り返ってみたら、３６５日は達成できませんでしたが、３６０日出ていました。その時の達成感は何とも言えないもので、自分に大変な自信がつきました。そして、その決意から一年後にたった一人でお祝いをしました。たった３６０日ぐらいでそんな自信がついたのですから、千日もそれが実行できたとしたらどれだけの自信がつくか、私には想像を絶します。

だから、体力の問題ではありません。精神力の問題です。だから偉いのです。

お礼

千日回峰行は精神力といいますが、本を読んでみたら
質問者さんのように強い決意で力み返ってる感じではなく
もっと自然体な感じでした。
なので「え？これだけなの？ホントに偉いの？」という疑問が湧いたわけです

回答No.4

QES

その論法でいけば、身体が丈夫に生まれて偉業を成し遂げたイチローは偉くないことになりますね。
さらに言えば、イチローは１８００万ドル（１ドル８０円換算で１４億４千万円）もの年棒を見返りの活躍、一方は何の見返りもない修行ですから、イチローの活躍も所詮金儲けに過ぎないと考えると大したことありませんね。

お礼

イチローはサムライやら修行僧なような、なんだか素晴らしそうな感じでメディアでも
取り上げてますが、同じように身体が丈夫で記録を作った野球選手でも
ノムラ監督や清原みたいな人を人間的に偉いと思いますか？
宗教的にその人格を尊敬できますか？

回答No.3

Yodo-gawa

達成するのは大変ですが、それが偉いかどうかとなると話は別です。
結局、成した行動がどんな価値を生み出すのか、それは当の本人が実際の行動によって
証明しなくてはいけません。証明して初めて、その苦行に意味があったと言えるでしょう。
それができなければ、ただのオナニーですから。

釈迦も単純な苦行をしていた時がありましたが、結局、苦行だけに拘泥しては
いけないという結論を出しています。

まあ、どこかの方言で、「えらい」と「しんどい」は同じような意味になる事も
あるそうですね。偉いの意味の一つに「優れている」とありますが、肉体的に優れていても
それが「偉人」と同義語にはなりません。

お礼

苦行は行ってもいいと思うのですが、苦行のあとに
一般人にどのような境地を示し、伝えられるかが鍵だと
感じます。

回答No.2

Willyt

千日の間一日も欠かさず早朝に起きて３０ｋｍ～８０ｋｍもの山道を駆けるようにして回るのは身体が丈夫なだけでは達成不可能でしょう。一番必要なのは目標を達成しようとする強い意志力であり、体力はそれを達成するのに不可欠な一つの要素に過ぎないでしょう。一週間でいいのでこれを実践して見るとその凄さが分るのではないかと思います。しかも最後に９日間の断食、断水という死んでもおかしくない行を全うしているのですよ。これは常人のできる技ではありません。

お礼

確かに行は非常にハードなんですが、じゃあ間寛平がアースマラソンで
毎日１日５０ｋｍ走って、途中に生きるか死ぬかの前立腺ガンの手術をして
日本に帰って来たのを、それを宗教的に偉い、尊崇であると感じるか？
帰国後もアメマーとか言ってるカンペーちゃんの人格に
感動するかというと、ちょっと・・・

回答No.1

comattania

偉いです。挫けないで、初志貫徹が、偉業なのです。体の丈夫さは、自己管理の最低条件です。
貴方が、簡単に出来るなら、虚仮にされて結構。
出来もしないで批判は阿呆のすることです。
試してみて、できたら、再投稿してください。その際は謝罪文を書きます。

お礼

この「おまえがやってみろ。できなきゃ批判するな」ロジックは
対象への批判をやめさせる、思考停止ですね。

「ビートルズの曲はそこまで素晴らしいのか？」
「亀田兄弟は本当に強いのか？」などへの
反論でもよく見かけます。