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数学についてです

f0(x)=f(x),fn(x)=∫[a→x]fn-1(t)dt (n≧0)なら、fn(x)=1/(n-1)の階乗∫[a→x](x-t)^n-1f(t)dtとなることを示せという問題です。どうかよろしくお願いします。

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noname#154783
noname#154783
回答No.2

問題文には「fn(x)=∫[a→x]fn-1(t)dt (n≧0)」と書いてありますが, そうすると n = 0 のとき,被積分関数が f[-1](t) になってしまいますので, f[n] = ∫[a,x]dt f[n-1](t) (n ≧ 1) でしょう. ※以下,二重積分を扱いますので, どの∫と,どの積分変数が対応するのかがわかりやすくなるように, 「∫[a,x]dt …」というようにインテグラル記号と dt などを くっつけて表すことにします. f[n](x) = 1/(n-1)! ∫[a,x]dt (x-t)^(n-1) f(t) …(1) を数学的帰納法を用いて証明します. i) n = 1 のとき, 漸化式より f[1](x) = ∫[a,x]dt f[0](t) = ∫[a,x]dt f(t). これは,式(1)において n = 1 と置いたものと一致する. したがって,式(1)は n = 1 のとき成立する. ii) n = k (k ≧ 1)のとき f[k](x) = 1/(k-1)! ∫[a,x]dt (x-t)^(k-1) f(t) …(2) が成立することを仮定すると, n = k+1 のとき,漸化式より f[k+1](x) = ∫[a,x]dy f[k](y). (積分変数はダミー変数なので, 後の計算の都合上,積分変数 t を y に置き換えた.) そこで,この式に式(2)を代入すると, f[k+1](x) = 1/(k-1)! ∫[a,x]dy ∫[a,y]dt (y-t)^(k-1) f(t). ここで二項定理を用いて (y-t)^(k-1) を展開すると, f[k+1](x) = 1/(k-1)! Σ[p=0,k-1] C[k-1,p]∫[a,x]dy y^p∫[a,y]dt (-t)^(k-p-1) f(t). ∫[a,x]dy … の被積分関数を y^p と ∫[a,y]dt (-t)^(k-p-1) f(t)との積とみなして 部分積分を行う. このとき,微積分学の基本定理により d/dy ∫[a,y]dt (-t)^(k-p-1) f(t) = (-y)^(k-p-1) f(y) を用いる. f[k+1](x) = 1/(k-1)! Σ[p=0,k-1] 1/(p+1) C[k-1,p] ×{ x^(p+1) ∫[a,x]dt (-t)^(k-p-1) f(t) - ∫[a,x]dy y^(p+1)(-y)^(k-p-1) f(y) }. 二項係数の部分は 1/(p+1) C[k-1,p] = 1/k C[k,p+1] と書き換えることができるので,和の変数を p' = p+1 に置き換え, ついでに2項目の積分変数(ダミー) y を t に書き直して, f[k+1](x) = 1/k! Σ[p'=1,k] C[k,p'] ×{ x^p' ∫[a,x]dt (-t)^(k-p') f(t) - ∫[a,x]dt t^p'(-t)^(k-p') f(t) }. = 1/k! Σ[p'=0,k] C[k,p'] ×{ x^p' ∫[a,x]dt (-t)^(k-p') f(t) - ∫[a,x]dt t^p'(-t)^(k-p') f(t) } - 1/k! { ∫[a,x]dt (-t)^k f(t) - ∫[a,x]dt (-t)^k f(t) } = 1/k! Σ[p'=0,k] C[k,p'] ×{ ∫[a,x]dt x^p'(-t)^(k-p') f(t) - ∫[a,x]dt t^p'(-t)^(k-p') f(t) }. 二項定理を用いると,二項目の積分は消える. f[k+1](x) = 1/k! ∫[a,x]dt (x-t)^k f(t). これは,式(1)が n = k + 1 において成立することに他ならない. iii) 以上,数学的帰納法により任意の正整数 n に対して式(1)が成立する.

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回答No.1

f0(x)=f(x),fn(x)=∫[a→x]fn-1(t)dt (n≧0)なら、fn(x)=1/(n-1)の階乗∫[a→x](x-t)^n-1f(t)dtとなることを示せ。 カレー=美味い シチュー=お袋の味 (カ美n)=(n≧0) (x-t)n-1f(t)dt ≠fn(x)=1/(n‐1) すいませんわかりません

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