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「に対して」、「詳細に至るまでまとめた」

 日本語を勉強中の中国人です。意味がわからない文があります。どなたか教えていただけないでしょうか。特に、「に対して」の前後の文の関係、「詳細に至るまでまとめた」の意味がよく理解できません。 「渡辺は、日本趣味を意図したこれまでの鉄筋コンクリートの建築が木造の表現におもむきを置いていたのに対して、石造表現を意図して詳細に至るまでまとめたと述べている。」  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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  • hakobulu
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回答No.1

1. この場合の「対して」は「比較して / 比べて」という意味です。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/133672/m1u/%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B/ の6です。 a.渡辺は、日本趣味を意図したこれまでの鉄筋コンクリートの建築が木造の表現におもむきを置いていた。 b.それに比較して、 c.石造表現を意図して詳細に至るまでまとめた。(と述べている。) という構文です。 2. 以下は蛇足かもしれませんが・・・。 「詳細」というのは、「細部に至るまでくわしいこと」ですから、本来は、 「細部に至るまでまとめた」、あるいは 「詳細にまとめた」と表現するのが正しいように思います。 ただ、ネットで検索しても相当数がヒットしますので、「詳細に至るまで」が間違いと断定する勇気はありません。 いずれにせよ、「(大体ではなく、)細かな点までまとめた」という意味でしょう。 この場合の「至る」は、「極限に達する / きわまる」という意味です。 何を「詳細にまとめたのか」は、前の文章や段落に書かれているはずです。 また、蛇足の蛇足かもしれませんが、 「木造の表現におもむきを置いていた」 ではなく、 「木造の表現におもき(重き)を置いていた」 だろうと思います。 ご質問文の内容は完璧でしょう。        

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。理解できるようになりました。とても参考になりました。原文をもう一度確認したところ、おっしゃる通り、「木造の表現におもむきを置いていた」ではなく、「木造の表現におもき(重き)を置いていた」でした。さすがネイティブの方の語感が鋭いです。大変助かりました。本当にありがとうございました。

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