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行列の問題です

行列の【連立一次方程式と行列】のセクションでの問題です。 どのように解いたらいいかまったくわかりません。 分かりやすく教えてください。 【問題】  → → →                         → → →  X1, X2, X3 を列ベクトルとして並べてできる行列を( X1 X2 X3 ) とすると、  行列Aについて             →  → →       →   →   →           A( X1 X2 X3 ) = ( A X1 A X2 A X3 )   が成り立つ。このことと消去法を用いて、次の等式を満たす行列 X を求めよ。       /        \         /       \      | 1  -1  2 |        | 1  -1  3 |      |-1   2  2 | X   =  | 1   0  2  |      | 2  -1  9 |        | 3  -1  7 |      |-2   3  0 |        | 0   1  -1 |       \       /          \        / この問題の解答は下記のようになっています。   どうして3×3行列になるのかもわかりません。       /         \                | 9  -14  32 |              | 6   -9  21 |         | -1    2 -4  |               \        /            よろしくお願いします。

みんなの回答

  • info22_
  • ベストアンサー率67% (2650/3922)
回答No.2

列ベクトルの上付き矢印は面倒なので省略して列ベクトルを単にX1,X2,X3と書くことにします。 ベクトルの転置を肩に「~」をつけて書くことにします。 >どうして3×3行列になるのかもわかりません。 問題を書き換えると A= ( 1 -1 2) …(A) (-1 2 2) ( 2 -1 9) (-2 3 0) とする時 AX1=(1,1,3,0)~ …(B) AX2=(-1,0,-1,1)~ …(C) AX3=(3,2,7,-1)~ …(D) を解けば良いことになります。 Aの各行は3列分ありますので X1=(X11,X21,X31)~の列ベクトルになります。 X2=(X12,X22,X32)~の列ベクトルになります。 X3=(X13,X23,X33)~の列ベクトルになります。 X=(X1,X2,X3)なので、Xは3行3列の行列と言えます。 Xを求める問題とした場合、未知数はX1,X2,X3の要素だけで合計9個です。それに対し 未知数を決定する式は12式できますので、与えられた等式の左辺と右辺の行列の行数は3行必要なだけで、1行分は冗長です。その1行が他の3行と矛盾すれば解が存在しない。矛盾しなければ解が存在するということになるでしょう。 実際に (B),(C),(D)をそれぞれ解いて X1=(9,6,1)~ X2=(-14,-9,2)~ X3=(32,21,-4)~ を求め、そしてX=(X1,X2,X3)を出してみよう。 [解答] 与えられた等式において A= ( 1 -1 2) …(A) (-1 2 2) ( 2 -1 9) (-2 3 0) とおくと AX1=(1,1,3,0)~ …(B) 書き下すと (1,-1,2)(X11,x21,X31)~=1 …(1B) (-1,2,2)(X11,x21,X31)~=1 …(2B) (2,-1,9)(X11,x21,X31)~=3 …(3B) (-2,3,0)(X11,x21,X31)~=0 …(4B) (1B),(2B),(3B)を連立にして(X11,x21,X31)を求めると(X11,x21,X31)=(9,6,-1)…(5B) これは(4B)を満たしているので(5B)は(B)の解である。 同様に AX2=(-1,0,-1,1)~ …(C) 書き下すと (1,-1,2)(X12,x22,X32)~=-1 …(1C) (-1,2,2)(X12,x22,X32)~=0 …(2C) (2,-1,9)(X12,x22,X32)~=-1 …(3C) (-2,3,0)(X12,x22,X32)~=1 …(4C) (1C),(2C),(3C)を連立にして(X12,x22,X32)を求めると(X12,x22,X32)=(-14,-9,2)…(5C) これは(4C)を満たしているので(5C)は(C)の解である。 また AX3=(3,2,7,-1)~ …(D) 書き下すと (1,-1,2)(X13,x23,X33)~=3 …(1D) (-1,2,2)(X13,x23,X33)~=2 …(2D) (2,-1,9)(X13,x23,X33)~=7 …(3D) (-2,3,0)(X13,x23,X33)~=-1 …(4D) (1D),(2D),(3D)を連立にして(X13,x23,X33)を求めると(X13,x23,X33)=(32,21,-4)…(5D) これは(4D)を満たしているので(5D)は(D)の解である。 以上まとめると X=(X1,X2,X3) = (9 -14 32) (6 -9 21) (-1 2 -4)

noname#123075
noname#123075
回答No.1

>>どうして3×3行列になるのかもわかりません。 なんでやん。m×n型とn×l型との積はm×l型になるから 4×3型と3×3型以外の型を積をとると4×3型にならない。 >>このことと消去法を用いて、次の等式を満たす行列 X を求めよ。 消去法は使わない。代わりに | 1  -1  2 |       | 1  -1  3 | |-1   2  2 | X'   =  | 1   0  2  |(=B) | 2  -1  9 |       | 3  -1  7 | を満たすX'をまず考えると | 1  -1  2 |        |-1   2  2 |  | 2  -1  9 | の逆行列を求めて、それを左から行列Bに掛けたものが 行列X'になる。 それであと必ず最後にやらなくてはいけないのが 実際に行ベクトル[-2,3,0]とX'との積が 果たして[0,1,-1]になっているかどうか確かめること。 これが成り立たなければ求める題意の行列Xが存在しないことになる。 このような手順で後は計算。

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