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cloud nine と seventh heaven

英語にとっても幸せだーっていう意味の I'm on cloud nine. I'm in seventh heaven. という慣用句がありますよね。 そのcloud nineとseventh heavenの意味を教えてください。 seventh heavenなんかは直訳すると第七天国ですが、キリスト教には第一天国から順番にいくつも天国があるんですか? そこら辺も含めて由来を教えていただければうれしいです。

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  • ykazuo
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回答No.2

アメリカ口語辞典からの引用です。 be on cloud nine (嬉しくて)浮き浮きしている 字義どおりには「九番目の雲の上にいる」だが、その由来については後述のとおりである。Sally's on cloud nine because her favorite rock star spoke to her.(サリーはいちばん憧れているロックスターに声をかけられ、嬉しくて浮き浮きしている)。Is he happy? He's on cloud nine.(彼はハッピーかって? もう嬉しくて、足が地に着かないよ)。さて、この表現の成り立ちについていうと、もともとはbe on cloud nineではなく、be on cloud sevenといっていた(今でも、時に、sevenを使った言い方を耳にすることがある)。このbe on cloud sevenは、be in seventh heavenと、漫画などにあるような「死んだ人が雲の上に座ってハープを弾いている」情景とが、結合して出来たと推測される。一方、米国気象局の専門用語にcloud nineという表現がある。これは気象学的に九つに分類された雲のうち「九番目の雲(具体的には入道雲をさす)」ということだが、このcloud nineのほうがcloud sevenよりも数字の上では位が上だという言葉遊びから、パイロットたちの間では、上述のon cloud sevenに代わってon cloud nineという言い方がはやりだし、それが一般にも広がって、今日のように慣用句として定着したものと思われる。[言い換え]be very, very happy be in seventh heaven 有頂天になっている イスラム教やユダヤ密教によれば、天国(heaven)は七つあり、その七つ目(seventh)は「至上の極楽」であって、神のいる所だという。そこから英米語では、seventh heavenを「最高の幸せ」の意味で使うようになった。Osamu has been in seventh heaven ever since he learned he'd passed the entrance exam.(オサムは入試に通ったと知ってから、有頂天になりっぱなしだ)。時にはinを伴わず、seventh heaven単独で使うこともある。Wetting my feet in puddles of water was seventh heaven for me when I was a kid.(子どもの頃、水たまりに足を浸すのが何よりの喜びだった)。なお、一般の英和辞書などではin the seventh heavenのように定冠詞がついている例をよく見かけるが、これはイギリス英語特有の言い方であって、アメリカ英語では、~ of delightなどの形をとらない限り、定冠詞がつくことはない。→be on cloud nine[言い換え]be extremely happy

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255830053/ref%3Dpd%5Fsims%5Fdp%5F%5F4/t/250-3651975-4455445
100Gold
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 もともとはcloud sevenなんていう言い回しもあったんですね。 cloud nineとseventh heavenの取り違えを狙ってcloud sevenの選択肢を選ぶと間違いなんていうテスト問題とか作ってしまっている英語教師とか案外おおそうですね。でも教えて頂いた解説を読む限りでは、cloud sevenという表現も間違いとは言いがたいと。 とっても参考になりました。

その他の回答 (1)

  • JetDeGo
  • ベストアンサー率23% (3/13)
回答No.1

cloud nine:ダンテの『神聖喜劇』(The Divine Comedy)の中では the ninth heaven が神に一番近く、いちばん幸福であるとされた。 seventh heaven:古代の天文学では天を七つ[または九つ]の層と考え, その最上層が神・天使のすみかとされた)第7天国はユダヤ人の考えた神と天使の住む最上天とされた. 以上のように,歴史的に天を7つ,または9つと考えた時期が異なるようです.

100Gold
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 cloud nineもseventh heavenも由来はとっても近いんですね。 参考になりました。

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