季語と旧暦
季語は二十四節気に依存するときいたことがあります。
つまり、旧暦の
1~3月→春
4~6月→夏
7~9月→秋
10~12月→冬
という「月切り」ではなく、
立春~立夏前日→春
立夏~立秋前日→夏
立秋~立冬前日→秋
立冬~立春前日→冬
という「節切り」ですよね?「終戦記念日」が秋の季語というのは有名です。
一方、旧七夕の季語は「秋」ですが、旧七夕は、年により、立秋以降の場合と立秋前の場合があります。それでも季語としては「秋」で統一されているのでしょうか?統一されているとすれば、これだけ「月切り」になっていますが、その理由を教えてください。
私なりに考えたのは、行事のうち、日付に依存するものの季語は「月切り」にしているのかもしれない、ということです。例えば、「年内立春」という言葉もあるように、立春以降に旧正月元日を迎える年もあれば、その逆に立春前に旧正月元日を迎える年もあります。でも正月は「新春」「迎春」というくらいですから、例え立春前に迎えたとしても、季語としては春に分類されるべきですよね。こういう理解でよろしいでしょうか?