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俳句の季語に付いて!

俳句を作る時に入れることを検討している、『銀河』というのは季語なのでしょうか。 夏銀河や冬銀河は、季語だとわかるのですか、銀河は秋だという人がいますが、銀河は春夏秋冬に存在しているので、季語かどうかですね。

質問者が選んだベストアンサー

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  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1498/3648)
回答No.3

天文の立場からの回答です。銀河(天の川)といえば、現代では夏休みに星を見る機会が多いこともあって夏のものという印象が強いのですが、宵の口に銀河が天頂付近にくる季節を考えると、必ずしもそうとは言えないように思います。 例えば東京(北緯35.7度)で天頂付近に来るのは、はくちょう座付近の銀河ですが、はくちょう座が午後8時に南中するのは9月下旬です。この頃の日没は東京では午後5時半過ぎですので、2時間半後の午後8時には薄明も完全に終わって、夜空は(都会から離れた場所では)真っ暗になっています。また南天にあって、銀河の最も濃い部分であるいて座が午後8時に南中するのは9月初めです。現在の暦でもどちらも初秋です。 この時期は旧暦では年によって異なりますが、どちらもおおむね八月にあたります。旧暦では七月から九月までを秋としますので、宵の口の見やすい時刻に、銀河が最も見易い南中の位置に来るのは、旧暦では秋になってからであり、秋の季語になっているのも理解できると回答者は考えます。 なお銀河そのものは天球をぐるっと1周していますが、その一部は南十字星付近など極めて南にありますので、日本からは見ることができません。また明るい部分と暗い淡い部分があり、最も明るいのは銀河の中心方向であるいて座の付近です。写真ははくちょう座付近の銀河です。

taka_632
質問者

お礼

御回答、有難うございます。大変に参考になりました。

taka_632
質問者

補足

詳しい回答、有難うございます。天頂に来るのは夏とは言い切れないのですね。

その他の回答 (2)

  • nananotanu
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回答No.2

チョット天文学的なことを書くと… 以下は、今の暦の季節でお考えください。 秋の銀河(=天の川)は非常に薄いです。春の銀河は日本からは見えません(南半球の部分なので)。夏の銀河は、銀河系の中心方向を見通すことになるので、非常に濃いです。冬の銀河は、それとは反対方向なので(秋ほどではないですが)淡いです。 ですから、一般に銀河が見える(目につく)のは夏の夜空なんです。 で、ここからは、俳句の世界の季節。 俳句の世界では7~9月が秋ですので、銀河は秋の季語、となります。 私の指導した小学生で、七夕の(夏休みの)天の川を俳句に詠みたい、夏の季語にしたい!と主張して、無理やり夏の句にした子がいましたが… 秋と聞いて泣いていました。

taka_632
質問者

補足

銀河と寿司を詠んだ俳句を作ろうと考えています。 寿司は、夏の季語みたいですね。

  • maiko0333
  • ベストアンサー率19% (839/4401)
回答No.1
taka_632
質問者

お礼

やはり、銀河は、秋の季語のようですね。

taka_632
質問者

補足

御回答、有難うございます。

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