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6千万円以上1億未満の相続額なら相続税と生前贈与のどちらが得でしょうか
- 相続税と生前贈与、どちらが得なのか迷っている健在の母からの相談です。
- 相続額が6千万円以上1億未満の場合、連年贈与の方が節税効果があると考えられますが、相続税の法律改正も予想されているため慎重に判断すべきです。
- 老後や入院の治療費なども考慮すると、具体的な方法はわかりませんが、ベストな選択をするためには専門家に相談することが重要です。
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5000万+(1000万×法定相続人)が基礎控除としてあります。 基礎控除とは別に、相続税の対象となる死亡保険金は500万×法定相続人分は非課税になります。 土地や建物は時価ではなく、評価して価格がきまります。 建物なら固定資産税評価額。 土地なら倍率や路線価です。場合よっては小規模宅地の特例が使えるかもしれません。 財産評価を一度ちゃんとしてみると良いと思います。 現在の価格の算出をどのようにしたかわかりませんが、土地建物がありおおよその時価で 評価しているようなら、財産の価格はだいぶ下がると思います。 もしかしたら基礎控除内に収まるかもしれません。 毎年贈与なら、毎年不規則な金額で申告書作って、ちょっとだけ税金払うと連年贈与はないはず。 例えば、今年は115万、翌年は113万って感じです。 相続税の申告するときは、相続開始前3年以内の贈与は相続財産に加えて計算します。 現在の評価で考えれば、6千万円以上1億未満の財産評価になるので、葬式代等考慮しなければ 基礎控除後だいたい4千万未満の課税価格になりますよね。 税率は、20%で控除額は200万なので、4千万×20%-200万で最高で600万位かかると思われます。 税率 http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4155.htm 生活費、老後資金、等考えればそんなに税金かからないように思いますよ。 あとは、お母さんに元気なうちに自分の為に使うようにいうのも大事なことだと思います。 基礎控除後の財産が1億未満であれば、多少のお金を払ってでも税理士さんに相談したほうが良いと思いますよ。
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- hata79
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制度については充分に勉強されてるようですので、要点のみ。 基礎控除額を超えた額を毎年贈与します。 120万円の現金贈与なら、一万円の贈与税です。 これを毎年続ければ10年間で1200万円を12万円の贈与税負担で贈与できます。 実質税率は1%です。 節税対策として贈与税を払わないようにと考えがちですが、毎年経済が許す限りの贈与税を納付してしまうという方法で相続財産自体を減少させるというスキームもあります。 その後相続時精算課税を選択したどうでしょうか。
- hata79
- ベストアンサー率51% (2555/4940)
連年贈与という言葉をご存知なのに、概念を誤解されてませんか。 暦年贈与では基礎控除が110万円認められるので、毎年それ以下の額を贈与して、贈与税負担をなくそうというスキームを否定してるのが連年贈与という考え方です。 「1000万円を贈与すると、贈与税がでてしまうので、これから毎年基礎控除額未満の100万円を贈与する」という契約を連年贈与といいます。 年連贈与は契約した日に全額贈与があったとして取り扱われます。 失礼ながら、上記の点を勘違いされてないか、ご確認されるとよいと存じました。
補足
回答ありがとうございます。 ご指摘の通り、暦年贈与についての質問でした。 連年贈与と認定されない為の質問も含めようとして、紛らわしくなってしまいました。