(9)「大空のサムライSAMURAI!」の中の文章です。
次の文章は、ラバウルの最前線基地(outpost)Lae(ラエ)のパイロットたちの状況を説明したものです。
The constant attacks, almost daily flying, and primitive living conditions reduced tempers to hair-trigger status.
Nothing less than the most exemplary conduct on the parts of our officers prevented serious friction among the pilots-and this I consider the most remarkable fact of all at our jungle outpost.
この中の
Nothing less than the most exemplary conduct on the parts of our officers prevented serious friction among the pilots
の文を
「搭乗員(パイロット)間の摩擦を防いだのは、(上級)士官たちの見上げた振る舞い(処理法)によるものであったことに他ならない。」
nothing less thanの訳は妥当でしょうか。
お礼
戦後昭和20年代に坂井三郎の「坂井三郎全空戦記録」が出版されましたが、昭和30年代外国で英訳本「SAMURAI!」出版にあわせて国内では「「大空のサムライ」に改題されたそうです。 だから私の読んだ感想では、「坂井三郎全空戦記録」と「「大空のサムライ」はほとんど内容が一緒ですが、「SAMURAI!」は、ダブっているところは簡潔にして、女性との文通や、奥さんと終戦直前松山の三四三空で式を挙げるなど、帝国軍人として期待されるイメージと違った実際の私小説風なつくりになっているので一概に英訳本とは言えないと思います。 個人的な意見を言わせていただければこちらのほうが断然面白いです。 なぜかと言えば、伝説の撃墜王西沢などについても詳しく書いてあります。 いつもありがとうございます。 この本はいま5回目を訳にこだわって読んでいます。 皆さんに教えていただいて英語の勉強にも助かっています。