- ベストアンサー
禄高800石の武士、兵隊の位でいうと?
禄高800石の武士、兵隊の位でいうと? 禄高800石で明治維新を迎えた長州藩の武士がいるそうです。800石と言われても社会的評価が掴めません。金銭に無縁の生活をしているとあっては年収に換算しても、やはり価値が摑めません。私には山下画伯方式が一番判り易いです。 この武士は大東亜戦争当時の軍隊の位、または今日の相撲の番付でいうと、どの程度の評価になりますか。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
江戸時代の武士は、軍人としての役割よりも官吏としての役割が大きいので、石高で動員できる兵士の数を近代軍の編制単位に置き換え、その指揮官の階級を当てはめるやり方では、正確な地位は測れないでしょう。ただ、『○○石取り』と言う地位は、主君より知行地を与えられており、そこから徴税する権利を与えられている身分ですので、地位は高い人(家)です。幕臣で200石以上でお目見え以上(将軍に直接会える資格がある人)は旗本と呼ばれ、世間的には『殿様』と呼ばれる身分です。大名家の家来で100石取り以上ならばちょっとした貴族扱いでしたので、800石取りといったら、家老かそれに準ずる身分の人でしょう。主君の知行にもよりますが、会社に例えると最低でも部長以上のお偉いさんですね。
その他の回答 (1)
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E5%BD%B9 軍役から考えると、800石で20名ほど。 ※ 一万石で250人から換算。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%9A%8A http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E7%B7%A8%E5%88%B6 小隊長相当で、中尉から軍曹 少尉以上が士官になるから、800石取りってのが士官以上の身分ってなるのかも。 逆に、戦国末期の総兵力が40万人程度(朝鮮渡航が15万人で、日本に残ったのが同数、あるいは関ヶ原の正面兵力が20万程度で、同数くらいが地方で戦った)太平洋戦争末期の軍隊が600万人くらだったので、単純に、戦国期(=江戸時代)の兵数は、太平洋戦争での兵力の15倍に換算される・・・なんて考えると、旧陸軍では 300名程度の部下となります。 大隊長から中隊長レベルになるので、中佐くらいに該当するかもしれません。
お礼
中尉から軍曹、場合によれば中佐に該当するのが判りました。 山下方式は実に分かり易いです。天才の着想は、流石だと思います。 有り難うございました。
補足
締め切る時点で寄せられたご回答は2件です。比較の上でいえばNO.1の方が質問文に即しているやに見えます。 しかし、tanuki4uさんは質問を外した回答でありながら他に回答者がいないという理由によって私からベストアンサーを得ています。これに鑑み今回はNO.2にベストアンサーを譲って下さいまし。 どなたの場合もベストアンサー狙いの幼児性で回答されている訳ではないのは重々承知しています。しかし、高がベストアンサー、されどベストアンサーで選択しなければならないとなれば一定の神経を遣わざるを得ません。 こうして瑣末なことをお断りしなければならないのも、元はといえばベストアンサーなしでは締め切れない、このシステムにあります。困ったものです。
お礼
平時の価値を戦時の価値に換算するのは無理だと分かりました。 それはそれとして800石が家老に準ずるとは何とはなしに思っていたより身分が高いです。 武士として望み得る上限に近いのかな、と思います。 有り難うございました。明朝までに#1、#2と大幅に異なる回答がなければ締め切ります。
補足
NO.1の補足欄もご覧くださいまし。 名刺代わりのご挨拶までに、こちらを選ばせていただきました。