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シャドーイングを始めた英語初心者の文法的な疑問
- 最近英会話上達のためシャドーイングを始めた英語初心者が、決定版英語シャドーイング(門田修平・玉井健共著:コスモピア株式会社)のP136の英文に文法的な疑問を持っています。
- 具体的な疑問として、(1)の文中のwhichの先行詞、(2)の文中のthatの先行詞、(3)のリスニング能力に関して理解できない部分があります。
- 質問者はこの理解不能な英文が、英文に忠実でないためよく分からないと述べています。
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1 which を用いないと, (and) your ego as a writer is urging to do it となります。 この do it というのは「それをする,そうする」で 何をするかというと, to put down every single detail you know 「知っている一つ一つのあらゆる項目を書きとめる」 です。 do it というのはこれで代名詞が名詞を受けるように,前に書かれている行為を受けます。 その行為が目的語のない自動詞的なものでもいいです。 とにかく,前の行為を do it で受ける。 そして,この it が関係代名詞 which に代わり前に出て,do だけが残ります。 すなわち,なぜ do があるかというと, 関係代名詞を用いなければ your ego as a writer is urging you to do it 「作家としてのエゴがそうするようにしむける」 という表現をしたいからです。 そして, to put down every single detail you know =to do it であっても,関係代名詞 which はあくまでも it の代わりになっているので, do は残ります。 2 that の先行詞は a book です。 sell で自動詞としてものを主語にして「売れる」というのをご存じではないでしょうか。 This book will sell well. 「この本はよく売れるだろう」 たいてい,well「よく」のような副詞を伴います。 今回も a book will read like ... 「本が...のように読まれる」 で like ... という副詞句を伴って 「ものが読まれる」という受身的な意味を自動詞 read が果たしています。 形容詞節(関係詞節)内では未来指標 will を使ってもかまいません。
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- wind-sky-wind
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#1 の説明で言外の意味を読みとっていただければとも思いますが,ちょっと説明し直します。 関係代名詞 which を用いずに書いた your ego as a writer is urging you to do it において, to put down every single detail you know =to do it とするより, to put down every single detail you know =it と考えた方がいいかもしれません。 urging you to do it 「それをするようにしむける」 で「それ」とは「...書きとめること」 「...を書きとめることを」する で「する」do が残る。 いずれにせよ, which の先行詞は to put down every single detail you know です。
お礼
丁寧な説明ありがとうございます. 先行詞はto put down以下という事で言い訳ですね. ただ,to put down以下が先行詞であるなら以下の文章(to doのない文章)でもいいような気がします. to put down every single detail you know,which your ego as a writer is urging you というのも,個人的には(1)の文章の方が簡潔で分かりやすいと思うからです. (2)は表現が冗長なような気がします. (1)your ego as a writer is urging you to put down every single detail (2)your ego as a writer is urging you to do to put down every single detail
お礼
分かりやすい説明ありがとうございます. 特に2については自動詞的な使い方もあるわけですね! 納得しました.