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数Iの内容
数Iの内容 三角形において、角の大小と対辺の大小は一致するとあるのですが、それがどうしてかわかりません。 (正弦定理と余弦定理について習ったあたりです。) 回答よろしくお願いします。
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こんばんわ。 一番わかりやすいのは、正弦定理から導く方法だと思います。 以下、証明方法です。 a/sin(A)= b/sin(B)= c/sin(C)= 2Rより、 a= 2R* sin(A)、b= 2R* sin(B)、c= 2R* sin(C) となります。 便宜上、A< B< Cであるとします。 (i) C≦ π/2のとき 0< A< B< C≦ π/2ですから、0< sin(A)< sin(B)< sin(C)≦ 1となります。 よって、a< b< cとなります。 (ii) π/2< Cのとき sin(C)- sin(A) = 2* cos((C+A)/2)* sin((C-A)/2) (和積公式) = 2* cos((π-B)/2)* sin((C-A)/2) = 2* sin(B/2)* sin((C-A)/2) 0< B/2< π/2より sin(B/2)> 0 π/2< C< π、0< A< π/2より 0< C-A< π/2となり、sin((C-A)/2)> 0 よって、sin(C)> sin(A) 角Bについても同様にして、sin(C)> sin(A) 角Aと角Bについては、(i)の結果より sin(A)< sin(B) つまり、π/2< Cのときも、0< sin(A)< sin(B)< sin(C)< 1 π/2< B< C< πとなることはない(三角形にならない)から (i)、(ii)より A< B< Cならば、a< b< cとなる。[終わり] 角Cが鈍角となっても、角Aや角Bの sinの値は sin(C)よりも必ず小さくなります。 (単位円上で角をとってみればわかりやすいと思います。) ただ、証明の場合は計算で示す方が確実なので、和積の形で示すことになります。 和積公式を習っていないのであれば、単位円上の角度と sinの様子を図示することになるかもしれません。
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- aokii
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角の大小と対辺の大小は、対峙する直角三角形からsinθ1+sinθ2ですので,180度の範囲で一致します。
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 丁寧な説明でよくわかりました!