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悪くていなさる
悪くていなさる ああ、気分が悪くていなさると見える。 「なさる」は「する」の尊敬語で目上の人に対して使うでしょう。しかしこの文の「なさる」を「する」に言い換えたら「気分が悪くていすると見える」という間違った文になってしまいます。どうして「いなさる」を使うんですか。教えていいただきたいです。
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『広辞苑』で「なさる」を引くと、 なさ・る【為さる】 1〔他五〕 1.「する」「なす」の尊敬語。「卒業―・る時」 2.動詞の連用形に付いて、尊敬の意を表す。「行き―・る」「お読み―・った」 2〔他下二〕 →なされる(下一) とあります。 この1の2.の用法だと思います。 『広辞苑』の用例だと、「行きなさる」は「行く」の連用形に「なさる」が付いています。 ご質問の「いなさる」は「いる」(上一段活用)の連用形「い」に「なさる」が付いて「いなさる」になります。 いずれにしても、「いなさる」「行きなさる」という言い方は文語的で、現在は方言で使う以外は、ほとんど使うことはないんじゃないでしょうか。 ちなみに敬語から常体にするときに、「する」にするから変なのだと思います。「なす」であれば、方言には今も残る形だと思います。 「いなす」はあまり使わないと思いますが、命令形で「そこに、いなせえ」と言えば、「そこにいなさい」になるはずです。
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- SPS700
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回答No.1
いなさる=いらっしゃる
質問者
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早速のご回答をありがとうございます。参考になりました。
お礼
ありがとうございます。助かりました。