「初対面の同級生」というのが理解できませんが(登校拒否とかがあったのかな・・・)、「初対面の同い年」と勝手に考えて回答してみます。
知識として敬語を身につけることは、とても大切だと思います。
ただ、「礼儀も過ぎれば、失礼になる」という諺も正しいと思います。
ことばは、相手との関係のための潤滑剤だと考えれば、あなたが初対面の人に対して使われる敬語は潤滑剤になっていないのかも知れません。あなたと先生や先輩との間柄は、想像できないのですが、私も年上には敬語を使います。
丁寧語は「・・・です」「・・・ます」「・・・しました」「・・・されます」のように語尾を丁寧にします、私は、同級生と話す時には、在学当時の親密度により、丁寧になったり、タメ口になったりします。初対面の同い年へは丁寧語、恩師や他の年上の人へも丁寧語を使います。
尊敬語は相手のことを敬って使うことばです。自分と相手の間に明確な上下関係が表現されています。だから、「堅苦しい」と言われるかも知れません。正直、あまり使いません。使い方を間違うと「バカにした」みたいに伝わることがあります。
しかし、電話での応答では、相手が年上なら尊敬語を使うことが多くなるような気がします。
(例)
「お靴」「お傘」などは丁寧の度合いがかなり高く、丁寧過ぎることがあるかも知れません。
「来る」→「来られる」「いらっしゃる」「おいでになる」
「見る」→「見られる」「ご覧になる」
「言う」→「言われる」「おっしゃる」「仰せになる」
「食べる」→「食べられる」「お食べになる」「召し上がる」
※→の次は丁寧語で、二つ目以降が尊敬語です。普段の生活では丁寧語を使うことが多いと思います。
蛇足ですが、謙譲語は自分のことを卑下して表現することばです。尊敬語と同じく普段はあまり使いません。
(例)
「不肖」「愚兄」「拙宅」など、普段はあまり使いませんね。
「来る」→「参る」
「見る」→「拝見する」
「言う」→「申す」
「食べる」→「いただく」